50メートル走の小学生の平均は?筋トレの仕方・速く走る方法
小学校になると50メートル走を体育の授業や運動会などで、
走るようになります。
クラス内で50メートル走が遅くても、意外と、
小学生全体の平均と同じくらいだったりするので、
日本全体の小学生の平均タイムもチェックしておきたいですよね。
小学生の50メートル走で走るのが早いと、
自信がつくことから、運動だけでなく、勉強なども
自信がでてきて、その後の成長がよくなる傾向にあるのです。
小学生ですと、運動能力に差はあまり出てきませんので、
練習すれば、平均より速く走れるようになれます。
運動などに向けて、準備すれば平均以上は走れるようになりますので、
親子でトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
50メートル走の小学生の平均タイムは?
50メートル走の小学生の平均タイムは、
年々遅くなってきています。
<小学生の50メートル走の平均(6歳-12歳)>
年齢 | 男子 | 女子 |
6歳 | 11秒57 | 11秒89 |
7歳 | 10秒65 | 11秒08 |
8歳 | 10秒19 | 10秒38 |
9歳 | 9秒65 | 9秒93 |
10歳 | 9秒35 | 9秒54 |
11歳 | 8秒88 | 9秒23 |
12歳 | 8秒48 | 9秒03 |
参考までに、9歳の平均身長は、
・男子:133.6センチ
・女子:133.4センチ
です。
30年前と比べると、身長は1.4センチほど伸びていますが、
50メートルの平均タイムは、0.2秒ほど遅くなています。
身長はのびているのに、平均タイムが遅くなっています。
これは、最近の子どもが運動をしなくなったからです。
運動能力が下がると、将来の健康に影響するばかりでなく、
勉強の出来にも影響があるとも言われています。
特にゴールデンエイジと言われる3歳~8歳の間で
経験したことは、五感を通して著しい発達をすると言われており、
将来に渡って影響すると言われています。
ゴールデンエイジを過ぎた後でも、運動をすることで、
他の能力も上げることができます。
50メートル走のタイムが平均より遅いお子さんは、
できるだけ運動をさせるようにしてあげて下さい。
50メートル走を速く走る筋トレ方法
小学生で運動能力が低い場合、必要最低限の筋肉が
付いていないことがあります。
腕立て伏せ・腹筋・背筋が何回できるのか、
お子さんの筋肉をチェックしてみましょう。
<小学校 低学年なら>
・腕立て伏せ:10回以上
・腹筋:10回以上
・背筋:10回以上
<小学校 高学年なら>
・腕立て伏せ:30回以上
・腹筋:20回以上
・背筋:20回以上
*腕立て伏せのやり方
・四つん這いになり、肘と背中が直角になるように手の先を内側に入れる。
・足は付けたまま、腕を下げて、地面の直前まで顔を近づけ、また元の姿勢に戻す
・腕立て伏せは、1回をゆっくりやり、繰り返す(速くやりすぎると腕を傷めます)
*腹筋のやり方
・体育座りの状態で、腕を胸の前で十字にする
・足はそろえて、前に出して固定(誰かに抑えてもらう)
・体育座りの状態から足はそのままで寝そべります
・寝そべった状態から起き上がることを1セットにして繰り返す
*背筋のやり方
・うつ伏せの状態になり、腕を前に出す
・体を反って、手、足、顔を地面から10センチ~20センチほど同時に上げる
・体は反り過ぎ内容に注意して、ゆっくりと繰り返す
50メートル走を速く走る方法
速く走る方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
・かけっこのスタート姿勢は?利き足・手と足の構え方で早くなる!
・子供が走るのが遅いのはなぜ?運動会で速く走る方法・練習法
・子供の運動神経が悪い原因は?遺伝の関係・鍛える方法
ここでは、子どものメンタル面から速く走る方法についてご紹介します。
走るのが遅い子供は、始めからがんばることを諦めていたり、
気持ち的に走るのが苦手意識が邪魔をしていることが多いです。
子供のときは、体格が相当違わない限り、走る速度はそれほど変わりません。
走るのが早い子供は、走ることに前向きです。
気持ちの持ち方が、走るのが遅い子どもと早い子供で違っているのです。
そのため、走るのが遅い子供には、まず気持ちで走りたいと思うよう、
子供の方から頑張る気持ちを出すようにして頂きたいです。
ご両親からは、子供の走るのが遅いことは怒ったり、
マイナスな発言はせず、できていることを褒めていくようにするといいです。
50メートルの小学生の平均タイムより遅いのであれば、
それを目標に毎日、トレーニングをするよう親子で約束をします。
その目標に向かって頑張れば、体の成長も手伝って平均タイムは
大抵出せるようになります。
そこで、子供に成功体験をさせていただきたいです。
こうした一見ちょっとしたことでも、子供にとっては大きい成功体験になり、
将来、色々なことに自信を持って頑張れるようになります。
たかが50メートル走かもしれませんが、将来につながる
50メートル走と思って、親子でがんばって頂きたいです。
まとめ
- 50メートル走の小学校の平均タイムは、男子:9秒65、女子: 9秒93(6歳)
- 筋肉が足りない子供には、腕立て伏せ・腹筋・背筋のトレーニングを。
- 走るのが遅い子供には、目標を持って親子で取り組むと、自信が持てるようになる