簡単な白湯の作り方 電子レンジ・電気ケトルどれがラク?
白湯(さゆ)を作るのって意外と面倒ですよね?
白湯は体が温まるので、体のためにも毎日飲みたいところ。
ですが、朝・寝る前に白湯を飲もうとしても時間がなかったり面倒だったりします。
白湯の作り方は、お湯を温めるだけですが、約40度~50度にするのが大変なんですね。
でも電子レンジで作っても「白湯」なのか?など疑問もありませんか?
そこで、電子レンジ・電気ケトル・やかんで簡単・手軽に白湯を作る方法をご紹介します。
簡単な白湯の作り方 電子レンジ・電気ケトルどれがラク?
簡単に白湯を作るには、ミネラルウォーターを電子レンジに入れて温めるのが一番ラクです。
水道水は使わずに、ミネラルウォーターを温めたほうがいいです。
水道水には殺菌するために「トリハロメタン」という成分が入っていて、体に良くないと言われているからです。
水道水に含まれる「トリハロメタン」をなくすには、約10分間ほど沸騰させて飛ばす必要があります。
ですので、ミネラルウォーターを温めて白湯にした方が楽でいいですね。
- ミネラルウォーターを陶器で出来たコップに入れる
- 電子レンジ(500W)で約1分30秒~3分程度
- 白湯の温度は約40度~50度にする
電子レンジで白湯を作る時は、鉄製・薄いガラスなどは使わないようにします。
お湯が電子レンジで暖められると「突沸(とっふつ)」という現象が起きて爆発する危険性があるためです。
電子レンジは水の分子に働きかけて振動を起こして熱を発します。その時に熱が一箇所に集中すると、部分的に沸騰する(突沸)が起きるんです。
コーヒーや卵などを電子レンジに入れると、爆発する恐れがあるのはそのためです。
お湯ではほぼ突沸は起きにくいですが、万が一のために、陶器のコップを使うといいです。
また、鉄製のコップは持つところが熱くなるので注意です。
白湯の温度は、体温より少し高い40度~くらいがいいです。
白湯の温度は、猫舌の方は低目で好みよいかと思います。あまり熱いと舌のやけど、食道に負担がかかる可能性があるので、心地よい温度で調整するといいですね。
電子レンジで白湯を作るには、ミネラルウォーターを使う、ことが大事です。
ミネラルウォーターを使うことで、水道水に含まれるトリハロメタンの心配はなく、白湯が作れるのが便利です^^
電気ケトルで白湯を作るには?
電気ケトルで白湯を作るには、一度沸騰させて冷ますか、温度上昇途中で止める方法があります。
また、最近の温度設定付きの電気ケトルは、40度~90度まで設定できる製品もあります。
楽に好きな温度で白湯を作りたいなら、温度設定付きの電気ケトルを使うといいですね。
もし、温度設定ができない電気ケトルで白湯を作るなら、一度沸騰させて冷ますほうがラクです。
電気ケトルで沸騰させるまでの時間はかなり早いので、キッチンタイマーなどを使って、上昇中に止めるのはかなり面倒です。
わたしも色々やってみたんですが、キッチンタイマーがなってもスグに止めらず、沸騰させてしまうことが多かったのです・・(汗);
ですので、電気ケトルで一旦、沸騰させてから冷ますのがいいです。
- ミネラルウォーターを電気ケトルに入れる
- 電気ケトルで沸騰させる
- コップに入れて、しばらく冷ます(約10分間)
早く冷ましたい場合は、冷たいミネラルウォーターを入れるか、氷をいれると早いです。
電気ケトルで白湯を作るなら、電子レンジの方がラクかと思います^^
昔からの正しい白湯を作る方法は?
昔から言われている「正しい白湯の作り方」は、鍋で10分間ずっと煮沸させて作ります。
正しい白湯の作り方とされる方法は、水道水を使って、お湯を沸騰させて不純物を取り除く方法です。
- 水道水を鍋状の入れものに入れて沸騰させる
水道水を入れる容器は、フタがないもので水蒸気が外に出るものを使います。
ヤカンは、水蒸気がヤカンの天井に付いて外に出ないのでNGです。 - 沸騰してから約10分間、煮沸し続けます。
煮沸させ不純物を取り除きます。 - 煮沸が終わったら、コップに入れて冷まして飲みます。
10分間沸騰させる方法は、水道水でトリハロメタンなどの成分を取り除くのがポイントです。
昔から言われている「白湯」は、一度沸騰させてから冷まし、不純物がないキレイな水であることが大事なんですね。
電子レンジで白湯を作る場合は、沸騰させません。水道水を使うとトリハロメタンなどが除去されないです。
そのために、電子レンジで白湯を作る時は、水道水ではなく、ミネラルウォーターをおすすめします。
白湯を飲むと体にいい理由は?
白湯を飲むと体によい理由は、体・内臓を温める、リラックスできることがあります。
コーヒー・紅茶・お茶は、カフェインなどの成分が入っています。
ノンカフェインのお茶でも、お茶の成分が入っていますよね。
飲んで胃腸に届くときには、お茶だと水分+お茶成分が入っているため、体への吸収が悪くなります。
純粋な水分の方が、体内に取り入れやすいのです。
さらに、冷たい水ではなく、体温に近いお湯だと、内臓に負担がかかりません。
体温より低い水が胃・小腸に入ってくると、体内の温度を保つため、体が熱を出して水を暖めることになります。
すると、熱を作ることで、体に負担がかかるのです。
ですので、体温に近い温度の白湯を飲むことは、体に負担なく水分を取りやすい、ということなんですね。
白湯を飲むのに良い時間は?
白湯を飲むのによい時間は、朝起きてからスグか、寝る前に飲むといいです。
朝イチと寝る前に白湯を飲むと、お通じが良くなることもあります。
朝の起床直後は、睡眠中に汗などをかいて体が水分不足なっています。
そのため、朝一に水を飲むと、水分不足になっていた血液などに水分が入り、体によいのです。
朝一に冷たい水を飲んでもいいですが、いきなり冷たい物を飲むと、胃腸がビックリすることがあります。
ですので、白湯を朝一に飲んで、体に起きたことを知らせるといいです。腸にも刺激があり、朝のお通じがきやすいです。
また、寝る前に白湯を飲むと、リラックスします。
睡眠前は、体温が低くなってきており、白湯を飲んで体を少し温めて、体温が下がる頃に眠気が来ます。
そのため、白湯を寝ると睡眠に入りやすいのです。
さらに、寝る前に水分を取ると、寝ている間に大腸で便を作りやすくなります。
便秘になると、大腸の中は水分不足になり、便が出にくくなります。
水分を取っておけば、大腸で便を作り、次の日の朝にお通じがある、習慣が出来やすいのです。
白湯は「単なるお湯」と考えがちですが、実際に飲んでみると体調に変化があることが多いです。
昔から飲まれてきた白湯は、人間の生活と深く関係があるのです。
白湯を普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 電子レンジで白湯を作るには、水道水ではなくミネラルウォーターで作る
- レンジは約1分30秒~3分くらいで40度~60度くらいに温める
- 白湯を飲むなら、朝イチ・寝る前に飲むとよい
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