かけっこのスタート姿勢は?利き足・手と足の構え方で早くなる!
かけっこは、スタートでいかに早く
ダッシュできるかがポイントです。
スタートが上手く切れると、その勢いで、
ゴールまで上手く走れるのです。
特に短距離の50m走ぐらいの距離では、
追い抜かすほどの時間がなくゴールに着いてしまうので、
スタートダッシュを決めることが、大事になってきます。
逆に、かけっこのスタートに失敗すると、
頭が真っ白になってしまい、上手く走れないことがあります。
そのためにも、かけっこのスタートの構え方や
姿勢などを事前に練習しておくといいです。
かけっこのスタートの姿勢は?
かけっこのスタート姿勢は、走り始める準備の姿勢を
取ることで早く走れるため、大事です。
かけっこのスタートは次のような流れです。
1.スタートラインに立つ、
2.「よーい」でスタートの姿勢になる
3.「どん」で走りだす
特に、重要なのは2の「よーい」のところで、
すぐに走れる前傾姿勢を取れるかどうかが大事です。
そこで、スタートダッシュを決めるには、2つの大事な要素があります。
・できるだけ初速が早くなる姿勢(フォーム)
・スタートの合図でタイミングよくスタートできること
そこで、早く走れるようになる
スタートの姿勢とタイミングよくスタートできるコツをご紹介していきます。
スタートの利き足はどっち?
走りだす時に利き足で地面をしっかり蹴りあげると、
スタートの初速が早くなるスタートダッシュできるようになります。
それには、自分の利き足をチェックする必要があります。
意外と自分の利き足が分からないこともあるので、
一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
利き足を調べるには、次のようにしてみてください。
<利き足を調べる方法>
1.力を抜いて立つ
2.前に倒れるように重心を前に持っていく
3.倒れる前に片足を出して倒れないようにする
4.この時に出した足が利き足です
右足か、左足か、利き足が分かったでしょうか?
利き足は、走るときの後ろに持っていく足になります。
スタートダッシュを決める手足の構え方は?
スタートダッシュを決めるには、「よーい」のところで、
次のような姿勢にして、手足をすぐに走り出せるような
構え方にするといいです。
<スタートダッシュを決める手足の構え方>
・前傾姿勢で、前の足に重心が乗っている
・利き足は、後ろにして、強く蹴り上げられる状態にする
・利き足と逆の手を前にして力は入れすぎないようにする
・腕は直角にして、手は「ぱー」にする
・目線は、少し前の地面を見る
「どん!」というタイミングに合わせて、
利き足を地面を強く蹴り上げます。
このとき、力を入れ過ぎると、スタートで転びやすいので、
転ばないよう力の入れ加減を練習しておきましょう。
また、滑りやすい地面かどうかも、スタート直前に
チェックしておくといいです。
タイミングよくスタートダッシュが切れる練習
タイミングよくスタートダッシュをすることは、
かけっこで1番になるのには、重要なポイントです。
位置について→よーい→どん、の早さは、
運動会の場合、約1秒~2秒くらいの間があって、
号令をかける先生のテンポで進むので、
どのようなテンポでも
ダッシュできるようにしておく練習をしておきます。
タイミングを上手く取るようにするには、
何度も練習して、タイミングになれておけば大丈夫です。
リズム感がなくても、数日間、練習をしていけば、
合わせられるようになります。
<タイミングよくスタートダッシュする練習>
・親子でペアになります
・子どもは、目をつぶって、体育座りして待機
・親が「位置について→よーい→どん」の号令をかけます
・子どもは、「どん」のタイミングで、立ち上がって、
素早く走りだすのを繰り返します
・「位置について→よーい→どん」のテンポを変えてみたり、
体育座りでなく、あぐら、寝そべってみたり姿勢を変えてみます。
この練習で、よーい→どん、のタイミングを掴んで、
勢い良くダッシュできるようになります。
数日間でもこの練習をしておくと、瞬発力が上がるので、
スタート時に出遅れることがなくなります。
家の中でやるときは、家具などに体をぶつけないよう
注意してやってみてください。
まとめ
・短距離のかけっこは、よいスタートダッシュが1位になる決め手
・スタートダッシュは、体の姿勢とタイミングが重要
・早いスタートを切る姿勢とタイミングは練習すれば、数日で改善できる