くせ毛の直し方は?うねってしまう髪の毛はどうしたらいい?
くせ毛になると、湿気が多くなると憂鬱になりませんか?
くせ毛は、せっかくセットした髪型が、
うねって台無しになると、ガッカリしちゃいますよね。
くせ毛を活かして可愛い髪形に出来れば、
まだいいのですが、なかなか難しかったりします。
そこで、くせ毛の原因から、くせ毛の対策を考えていきましょう。
くせ毛の原因って何?
くせ毛は、湿度が高くなると、髪の毛のキューティクルが
水分を吸うことで、出来てしまいます。
キューティクルとは、髪の毛の表面にあり、半透明で、
3,4枚に重なっているうろこ状の表皮細胞です。
キューティクルは非常に薄い膜を作って、外部からの
刺激から守ってくれています。
通常、キューティクルは、1本の髪の毛に均一に
うろこ状に並んでいます。
ですが、くせ毛になりやすい髪の毛は、
キューティクルが均一になっていません。
そのため、髪の毛が水分を吸うと、キューティクルが
均一になっていない部分で膨らみ方に差が出てきて、
髪の毛が曲がってしまうのです。
では、なぜキューティクルが、髪の毛に均一に揃ってないの?
と思いますよね。
それは、髪の毛が生えてくる毛包が曲がっているからです。
毛包が曲がっていると、髪の毛を作っていくときに、
キューティクルが均一にならないのです。
そのため、毛根が曲がっているところの髪の毛が
くせ毛になりやすいのです。
くせ毛は生まれつき?
くせ毛は生まれつき、遺伝的なものと思いがちですが、
実は、後天的になっている事が多いです。
日本人の約90%以上は直毛で生まれています。
ですが、後天的な原因によりくせ毛になっていると言われています。
つまり生まれた時は、毛包が正常になっているのに、
成長するにしたがって、毛包が曲がってしまうのです。
では、どこでくせ毛になってしまうのか、
女性のくせ毛にありがちな原因をご紹介します。
1.過剰なヘアケア
頭皮の毛包に刺激を与えるヘアケアをしていると、
毛包が曲がってしまいます。
特に、ストレートパーマや縮毛矯正などを定期的に行っていると、
過剰に頭皮に刺激を与えてしまい、くせ毛が悪化します。
また、シャンプーや高温度のドライヤーなどで
頭皮に負荷をかけることもよくないです。
2.過剰なダイエット
過剰なダイエットをやると、栄養不足になり、
髪の毛が細くなったり、くせ毛の原因になることがあります。
栄養不足は、髪の毛を作る栄養がなくなり、
薄毛・抜け毛などになることもあるため、注意が必要です。
3.加齢によるもの
加齢により、頭皮が薄くなり、頭皮の血流が悪くなったり、
毛根が圧力を受けて毛包が曲がり、くせ毛になることがあります。
4.女性ホルモンによるもの
女性ホルモンが増える思春期に、柔らかい髪から固めの髪に
なる傾向があります。
固めの髪の毛になることで、柔らかい髪の毛では気付かなかった
くせ毛が急に目立つようになることがあります。
5.円形脱毛症の後遺症
円形脱毛症になると、頭皮の状態が悪化し、
毛包などの形が崩れやすくなります。
その後、生えてきた髪の毛がくせ毛になることがあります。
加齢や女性ホルモンの影響でくせ毛になるのは
防ぐのが難しいですが、過剰なヘアケア、ダイエットを
控えることで、くせ毛の悪化は防ぐことが出来るかと思います。
くせ毛の対策は?
くせ毛は、毛包が曲がって生えてきた髪の毛が
起こす現象なので、根本的に改善は難しいです。
ですが、生えている髪の毛のケアをうまくすることで
改善できますので、くせ毛でもオシャレを楽しみましょう!
1.ブラッシングをしっかりやる
くせ毛の原因は、空気中の湿気です。
そのため、ブラッシングで、髪の毛をしっかり
行うことで、くせ毛を軽減できます。
ブラッシングをすると、髪の中にある、湿気を
取ることでき、くせ毛になりにくくします。
ブラッシングするときは、根本から毛先まで
丁寧にやることが大事です。
くせ毛が気になる時は、1日2,3以上やると効果的です。
2.シリコン入りのヘアオイルを使う
シリコン入りのヘアオイルを使うと、
キューティクルの上にヘアオイルでさらにコーティングされるので、
くせ毛になりにくくなります。
シリコンは、髪の毛の周りをキレイにコーティングするので、
水分が髪の毛に入りづらくなります。
そのため、くせ毛になりにくくなるのです。
シリコンは頭皮には付けずに、
髪の毛だけに使えば、問題ありません。
くせ毛は、扱いづらいですが、考えようによっては、
オシャレに活用もできます。
ポジティブな方向で、くせ毛と上手く付き合って行きましょう。
まとめ
・くせ毛は一度なると、直すのは難しい
・くせ毛は、過度なヘアケア、ダイエットで悪化することがある
・くせ毛は、ブラッシングとヘアオイルで対策しよう