ミネラルウォーターでダイエットするなら硬水がいい?おすすめは
ミネラルウォーターを飲んでダイエットをする方が増えていますが、硬水ならどれでもいいわけではありません。
硬水でも超硬水で有名なコントレックスは、硬度が非常に高いので、下痢になったり、体質に合わない方も多いです。
そのため、健康的にダイエットするためには、適切なミネラルウォーターを選んで、適切な飲み方をして頂きたいです。
ここでは、ミネラルウォーターの基礎知識と、ミネラルウォーターでダイエットする方法・注意点をご紹介します。
ミネラルウォーターでダイエットするなら硬水がいい?
ミネラルウォーターでダイエットするには、ミネラルウォーターの選び方、
飲み方にポイントがあります。
<ミネラルウォーターでダイエットをするポイント>
- 新陳代謝を改善しやすい硬水のミネラルウォーターを選ぶ
肥満になる原因として、代謝が悪いことが上げられます。
代謝が悪いと、老廃物がたまり、便秘になったり、脂肪がつきやすい体質になります。そこで、便秘を改善し、代謝を良くする必要があります。
ダイエットをするときの水選びとしては「超硬水」が向いています。
超硬水とは、水に含まれるミネラル成分である、マグネシウム・カルシウムの分量が多い水です。
マグネシウムは、便秘改善の効果があり、腸の中に入ると、腸内の便に水分を与えて、
腸壁にこびりついた便も掃除してくれます。マグネシウムは、妊婦さんの便秘改善時に処方されることもあり、
体へに負担が少なく、穏やかに便通を良くしてくれます。ただ、気を付けたいのは、硬水は、胃腸が弱っていると胃腸に負担をかけることがあります。
硬水を飲むと、下痢になってしまう方がいるのもそのためです。そのため、超硬水を飲むときは、少量にして試す、硬度を下げたミネラルウォーターを
試しに飲んでみるなどして頂きたいです。また、マグネシウムだけでなく、カルシウムも一緒に取ることで、体への負担が減ります。
カルシウム:マグネシウム=2:1の割合の水が理想的と言われています。 - 水を飲むタイミング
ダイエットをするときは、水を飲むタイミングも大事です。
硬水は、食欲を抑える働きがあります。
そのため、食事する前に、1杯水をのむことで、食欲を減らすことができます。ただし、急激に食事量が減ると、栄養不足になるので、
栄養バランスを考えた食生活にすることも大事です。また、食事内容に、肉・卵・乳製品などの酸性食品を取っている方は、
多く摂り過ぎると、疲れやすくなり、代謝が低下しやすいです。そこで、アルカリ性の水を飲むことで、体の酸性・アルカリ性を調整します。
体の体液は、弱アルカリ性なので、アルカリ性の水は相性がいいです。
- 水の飲み方
ミネラルウォーターを飲む量は、多すぎても少なすぎてもいけないです。
ミネラルウォーターの1日の量の目安は、700ml~1.5l(リットル)です。
喉が渇いてなくても、ミネラルウォーターをこまめに飲むのが良い飲み方です。また、ミネラルウォーターだけ飲んでダイエットするといったことは、
危険なのでやめてくださいね。栄養が足りなくなり、体調不良になります。また、ミネラルウォーターは、冷やし過ぎず、常温で飲むといいです。
ミネラルウォーターで体を冷やすと、代謝が悪くなるので、
夏場でも、できるだけ常温・冷やし過ぎない水を飲むといいです。 - 適切な運動・食事をする
ミネラルウォーターを飲むだけでは、ダイエットはできないです。適度な運動(ウォーキングなど)と食生活を改善もして、
適したミネラルウォーターを飲むことで、効果が出てきます。食生活は、脂質・糖質(甘いもの)を抑え、ビタミン・良質なタンパク質も取れる
ような栄養バランスがよい食生活がいいです。カロリー・糖質が多いごはん、パンなどの食べ過ぎには注意ですね。
そのため、マグネシウムの量だけが多い水は避けるようにした方がいいです。
あなたにあった硬水が見つかったら、
最低1ヶ月間、ミネラルウォーターを飲み続けてみてください。
約1ヶ月間に超硬水を飲んでいると、便秘・代謝が改善されて、徐々に痩せる効果が出やすいとされています。
ただ、ダイエットで硬水のミネラルウォーターを飲むのでしたら、
栄養バランスがとれた食事で、適度な運動・マッサージなどと組合せて、健康的にダイエットしてくださいね。
クールマイヨールは、硬度が高すぎるので、飲むときは注意して下さい。
・コントレックス (サントリー) 硬度:1475.5
コントレックスは、硬度が高すぎるので、飲むときは注意して下さい。
・サンペレグリノ (サントリー) 硬度:674
・サントリー100%深層水 (サントリー) 硬度:711.8
・ヴィッテル (サントリー) 硬度:309.1
・エビアン (カルピス) 硬度:306.6
ダイエットする前に、知っておきたいミネラルウォーターの種類
ミネラルウォーターというと、水源から取ってきた天然の水、という
印象がありますが、厳密に言うと、3種類があります。
飲んでいる水が、どのような種類であるかを知っておいて頂きたいです。
<ミネラルウォーターの種類(日本基準)>
- ミネラルウォーター
特定の水源から採取した水で、ミネラル成分が入っている水。
濾過、沈殿、殺菌処理、ミネラル成分の調整をしている。ミネラルウォーター:
・クリスタルガイザー - ナチュラルウォーター
特定の水源から採取した水で、ミネラル成分が入ってるかは問わない。
濾過、沈殿、殺菌処理をしている。
ミネラル成分が入っているナチュラルウォーターを「チュラルミネラルウォーター」と呼びます。ナチュラルウォーター:
・白神山地の水ナチュラルミネラルウォーター:
・コントレックス
・エビアン
・ヴィッテル
・ヴォルビック
・サントリー 南アルプスの天然水
・六甲のおいしい水 - ボトルドウォーター
特定の水源から採取した水で、水源からの成分に大きく変更を加えている水。
また、海藻深層水などの水。ボトルドウォーター:
・キリン アルカリイオンの水
・水道水
日本基準の「ミネラルウォーター」と「天然水」は、意味が違います。
ミネラルウォーターというと、天然の水を飲んでいる気がしていますが、日本の水は、ミネラル分が少ないため、ミネラル分を加えている事が多いんですね。
さらに日本のミネラルウォーターは、原水から「殺菌処理」をしないと、販売できないようになっています。そのため、ミネラルウォーター=原水そのまま、と言うわけではないのです。
それに対し、ヨーロッパの水は、殺菌などせずに、原水のままミネラルナチュラルウォーターのものが多いです。
ヨーロッパは、水資源の安全性を厳しくチェックしているため、原水をそのまま飲むことができるのです。
硬度には、軟水・硬水があり、マグネシウムとカルシウム濃度が高いと硬水、濃度が低いと、軟水と呼びます。
日本の水は、ほとんどが、軟水で、飲みやすいのは軟水です。
料理に使う水も軟水が向いています。硬水と軟水は、上手く使い分けるといいですね。
まとめ
- ミネラルウォーターでダイエットするなら超硬水~硬水がよい
- 超硬水は体に負担があるので、自分にあったミネラルウォーターを探す
- ミネラルウォーターを飲むだけでなく、適度な運動・食生活も合わせて見直すと効果的