若くて痩せてるのに高血圧の原因は?普通体型の血圧改善方法とは

若くて痩せているのに高血圧の原因は?
若くて痩せているのに高血圧になる方がいます。

20代の女性でガリガリ~普通体型でも高血圧なんです。

高血圧というと中高年・肥満の方がなると思いがちですよね。

ですが、若くて痩せていても高血圧になることはあります。

わたしも19歳の時に痩せ型でも健康診断で155mmHg/95mmHgで高血圧でした。

実は年令に関係なく高血圧になる原因があるんですね。

そこで、若くて痩せ型でも高血圧になる原因と改善方法についてご紹介します。

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若くて痩せてるのに高血圧の原因は?

若くて痩せていても高血圧になる原因は次のとおりです。

塩分の取り過ぎ

塩分のとりすぎは、高血圧になりやすいです。

塩分が体内に入ると、体の塩分濃度を一定に保つために血管に水分を取り込むんですね。

すると、水を含んだ血液量が多くなるため、血管を圧迫するようになります。

血管を圧迫すると血圧が高くなり、高血圧と診断されやすくなります。

塩分は、若くても痩せている体型でも血圧上昇をもたらします。

若いと血管が柔らかいので、中高年の方よりは高血圧の影響は少ないですが、少なからず血圧に影響は出ます。

食事で味付けが濃いのが好みだと、塩分を多く取りすぎの可能性があります。

「塩分なんて取ってないよ!」という方もいるかもしれません。

ですが、意外と食品には塩分が使われているのです。(1日当たりの塩分摂取:8g)

<意外と多い塩分を含む食品>

  • 食パン 1枚:約0.8g
  • アンパン 1個:約1.0g
  • プロセスチーズ1枚:約0.6g
  • 焼きそば 1食:約3.6g
  • ざるそば 1食:約3.1g
  • ラーメン 1杯:約5.5g
  • カレーライス 1食:約3.0g
  • ハンバーグ 1食:約2.7g
  • 味噌汁:約1.7g
  • 塩鮭:約3.8g
  • せんべい1袋:約1.6g

夏場は塩分不足に注意が必要ですが、高血圧の方は塩分を控え気味にするといいですね。

白衣高血圧

緊張しやすい体質だと、血圧を測る!という時に緊張してしまう方がいます。

また、医者の白衣を見るだけで緊張してしまうことがあります。

緊張すると、カテコールアミンというホルモンが分泌されて、一時的に血圧が上がるんですね。

特に一度でも高血圧と診断されて、次回以降に血圧測定する時に「また血圧高いかも・・」と思うと更に血圧が上がりやすいです。

こういった一時的に血圧が上がることを医者の白衣を見て血圧が上がることから「白衣高血圧」と言います。

「白衣高血圧」という症状があるくらいなので、白衣高血圧になる方は多いんですね。

ただ注意したいのは、白衣高血圧は一時的な高血圧だから安心、というわけではないです。

白衣高血圧は緊張しやすい体質なので、将来は高血圧になる可能性が高いとされます。

生活している日中に緊張しやすい場面では、血圧が上がりやすいということなんです。

健康診断などで血圧が低くて大丈夫と思っていても、普段の生活で緊張などして気づかずに血圧が上がってしまっていることがあるので注意が必要なんですね。

ですので、定期的に血圧を測って、血圧値が上がっていないか経過観察する必要があります。

隠れ肥満

見た目は痩せていても「隠れ肥満」になっていることがあります。

隠れ肥満とは、痩せていてもお腹周りの体脂肪(皮下脂肪・内臓脂肪等)が多く付いている状態です。

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BMIが25未満、腹囲が基準内でも、体脂肪率が男性20%、女性30%以上だと肥満になります。

体脂肪が多いと、脂肪細胞から中性脂肪が増える遊離脂肪酸(FFA)が血中に増え、血管を固くする動脈硬化を促進します。

また脂肪細胞から血圧を上げるアンジオテンシノーゲンが分泌され、血管を収縮し、高血圧になりやすくなります。

体脂肪は、体重計に付いている「体重体組成計」で計測します。

最近の体重計には「体重体組成計」がついていることが多いです。

体脂肪の測定は、同じ時間帯・同じ条件(服装等)で計測することが大事です。

ストレス

ストレスがたまっていると、血圧が高くなりやすいです。

ストレスなんて誰もがある、と思いがちです。

ですが、思いの外ストレスを抱え込んでしまっていることもあります。

運動不足であれば、軽い運動などすることでストレス解消になることがあります。

若くて痩せている高血圧を改善する方法は?

若くて痩せている方の高血圧を改善する方法は、次のとおりです。

塩分を減らす

食生活の塩分を減らす「減塩」は効果が期待できます。

味の好みは、ご両親の「家庭の味」で慣れていることが多いです。

濃い目の家庭の味付けだと、味噌汁やラーメンなど塩分量が多いことがあります。

食事の好みも、塩分が多めのメニューになりやすいです。

そこで、減塩を意識した食生活に変えます。

今後、同じような食生活していると、まず間違いなく高血圧になるので、早めに減塩しておいたほうがいいです。

減塩すると味がうすいので、物足りないな~となりますが、スグなれます。

まずは、しょう油・ソースを付けすぎない、ラーメンの汁は全部飲まない、外食・インスタント食品・ファーストフードを減らすだけでも効果がでるかと思います。

外食・インスタント食品・ファーストフードは、美味しくなるよう濃い味付けになっていることが多いです。

たまには良いですが、回数を減らすことで減塩できると、血圧が下がります。

リラックスする

若い時は色々ストレスがあり、リラックスしづらいです。

ストレスが溜まってくると、呼吸が浅くなり、背中が丸まって猫背気味になる方が多いです。

呼吸が浅くなると、交感神経が優位になり自律神経失調にもなりやすいです。

交感神経のままだと血圧が上がり、疲れやすくなります。

ストレスが溜まってくる時は、猫背ではなく肩を開いて、姿勢を良くします。

そして、呼吸はゆっくりと深呼吸します。

深呼吸をするだけでも、たまったストレスは解消していきます。

深呼吸は出来たら、お腹で息をする「腹式呼吸」がいいですね。

軽い運動・ストレッチをする

運動不足であれば、軽い運動やストレッチをするといいです。

力を入れて呼吸を止める筋トレは、血圧を上げるのでやめておきます。(筋トレしても、息を止めないでやるのがよいです。)

できたら、体を伸ばすストレッチがおすすめです。

どんなストレッチをするのか分からない時は「ラジオ体操第一・第二」でもいいです。

ラジオ体操は、体を全体的に動かすので意外といいんですね^^

無理に激しい運動をする必要はないので、まずは簡単にできるところから始めてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 若くて痩せているのに血圧が高いのは白衣高血圧・塩分の取りすぎ・隠れ肥満などがある
  • 塩分は食パン・ざるそば・カレーライスなど普段の食事に入っているので塩分過多に注意
  • 減塩・深呼吸・ストレッチをすることで、血圧を下げる効果がある

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