体にいい水・健康になる水とは?1日に飲む量・デトックスの効果は

水を飲む

人間の体の約60%は、水で出来ていると言われています。

毎日、水以外にも、飲み物や食べ物から水分を取り、
汗などで水分を排出しています。

それでは、体にいい水を選んで飲んだら、健康になれるのでしょうか?

1日の水を量はどれくらい飲んだらいいのか、
TVなどで、病気によい水などが紹介されることがありますが、
本当なのか・・よく考えると、水に関する疑問は沢山ありますよね。

普段、気にしていないことですが、大事な水のことについて
ご紹介いたします。

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体にいい水・健康にいい水とは?

体にいい水・健康にいい水とは、
どういう基準で選んだら良いのでしょうか。

体には、水を循環させる流れがあり、
その流れをキレイに流すことで、
食べ物の消化吸収・血液の流れ・細胞の働きがよくなります。

むくみは、体の中の水の流れが、悪くなってしまった状態です。

体にいい水・健康にいい水とは、
体の水の循環システムを上手く動かしてくれる水です。

体にいい水は、人によって違いがあり、
また、その人の健康状態によっても、いい水は変わってきます。

そこで、体にいい水の基準をご紹介しますので、
ご自分にあった水を探してみていただきたいです。

体にいい水を選ぶポイント

  • ミネラル成分がバランス良く入っていること
    天然の水、ミネラルウォーターには、ミネラル成分が含まれています。

    ミネラル成分とは、体に必要なカルシウム・カリウム・リン・鉄・ナトリウム
    といった成分です。

    ミネラル成分は体では作ることが出来ないため、
    水か、食べ物から取るしかありません。

    これらの成分は、生きていくのに不可欠なもので、
    不足すると、欠乏症となって、体の症状に現れてきます。

    ミネラル成分は、食べ物から補給もできますが、
    毎日は取りづらい成分も多いです。

    特に、日本人のマグネシウム・カルシウムの平均摂取量は、
    全世代を通じて、必要摂取量を下回っています。

    日本は軟水が多いため、マグネシウム・カルシウムは、
    普通の水からは、取るのが難しいのです。

    そのため、天然水やミネラルウォーターを飲むことで、
    体の中にミネラルを取り込むことができます。

    <日本人に不足しがちなミネラル>
    カルシウム

    カルシウムは、人間の体に一番多く存在するミネラルですが、
    日本人は最も不足しているミネラルと言われています。

    カルシウムは、骨の原料となる他、血液の流れを正常化したり、
    高血圧予防、動脈硬化予防、精神安定化などの効果があります。

    マグネシウム

    マグネシウムは、カルシウムと一緒に骨を作る働きをします。

    マグネシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出して、
    骨が弱くなります。カルシウムとマグネシウムの比率は、
    1:2~1:3くらいがよいとされています。

    また、マグネシウムを取ることで、ストレスを減らし、
    精神の安定化をさせる効果もあります。

    カリウム

    カリウムは、体内の神経細胞・筋肉に多く存在し、神経伝達や
    体の中のアルカリ性・酸性を調整する大事な役割があります。

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    カリウムは、ナトリウムとの比率でアルカリ性・酸性の
    調整をします。血圧が高い方、むくみがある方は、
    カリウムが不足しています。

  • 硬度が中程度であること

    水の硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの配合量を数値化したものです。
    水の硬度が高いほど、カルシウム・マグネシウム濃度が高いです。

    日本の水は、ほとんどが軟水で、硬度が低く、カルシウムやマグネシウム濃度が低いです。

    ヨーロッパや海外の水は、高度が高い水ですが、高度が高すぎると、
    日本人の体に合わず、体調を崩しやすいことがあります。

    そのため、水の硬度は、低すぎず、適量のミネラルが含まれている、硬度が中程度の水がよいです.

  • アルカリ性・酸性に偏らない、中性の水であること

    人間の体液は、弱アルカリ性になっています(pH7.35-7.45)。

    水を飲むと、体液になる時にpH調整するため、中性に近い水を飲むと、
    体液にpHを合わせやすいです。

    そのため、中性の水を選ぶことがおすすめです。

  • 酸素・炭酸ガスが多く含まれ、有害な成分がないこと

    酸素が多く含まれている天然水は、体へ酸素が送られ、体調が改善しやすいです。

    普通の天然水は、自然の酸素が含まれているので、健康にもよいです。

    海外の天然の炭酸水は、乳酸を取り除き、疲労回復の効果があります。

1日に飲む水の量は、どれくらいがいい?

人間の体は、1日で2.5リットルの水が汗・尿などで排出されます。

また、食べ物や、体内で合成される水は、1.3リットルと言われています。

そのため(排出する水の量)2.5リットルー(体内に入る水の量)1.3リットル=1.2リットルが不足する計算になります。

1日・1.2リットル飲むことを考えるとかなりの量を飲む印象がありますが、
水はこまめに、喉が渇く前に飲むのがよいです。

1回の量は、少量の150ml程度が良いとされていますが、できるだけこまめに1日の全体量が1.2リットルになるようにします。

ただ、水は沢山飲めばいいわけではありません。

水を沢山飲み過ぎると「水中毒」という症状になります。

水は体内に停滞して、むくみが酷くなり、嘔吐やケイレンを起こす危険な状態になることがあります。

そのため、水は飲めば飲むほど良いわけではないので注意が必要です。

水のデトックス効果は?

人の体の水分量は、約60%と言われますが、これは成人の男・女の割合です。

赤ちゃんだと約80%、高齢になると約55%程度になっていきます。
男性と女性とでは、5%程度女性のほうが少ない傾向にありますが、女性は水分が少ない脂肪が付きやすいためです。

水を適量(1日・約1.2リットル)飲むことで、体内にある食品添加物や老廃物など体に有害な物質をデトックス(排泄)できます。

水をこまめに取ることで、便秘を改善して、排便・排尿を適度にして、体内にある有害物質をデトックスしましょう。

まとめ

  • 体にいい水は、ミネラルバランスが良く、中硬度・中性の水がおすすめ
  • ミネラルは、体質・体調に合わせて、飲む水を選ぶと良い
  • 1日1.2リットルの水をこまめに取ると良い

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