眼がかすむ・光が眩しいなら白内障?老眼との違い・治療法
40代以降になると、急激に眼の老化が始まってきます。
40代ですと、体は元気でも、目の方は衰えが出てきて、
目の病気になる方も多いです。
中でも、白内障は、40代以降の方でなってしまう方が多く、
老眼との見分け方がつきづらいので、眼科に行くのが遅れてしまうことも。
パソコンやスマホで、目を酷使することが増えていて、
目の病気・白内障などが急増していますので、
気になったら、早めに眼科に行くことをおすすめします。
ここでは、40代以降に起きやすい白内障の症状と予防などについてご紹介します。
目がかすむ・光が眩しいなら・・白内障かもしれません
白内障が、40代以降の方で増えています。
白内障がというと、もっと年齢が高い方の目の病気かと思いがちですが、
若い方ですと30代でも起きる目の病気です。
白内障の原因の90%が、老化や紫外線の影響によるものと言われています。
残りの10%は、糖尿病・目のケガ・アトピー皮膚炎などが原因とされています。
白内障の症状は、眼の水晶体が白く濁るために、物が見えづらくなったり、
光が眩しく感じたりします。
症状は、老眼と似ていますが、症状・見え方が少し違います。
白内障は、放っておくと手術も必要になる眼の病気のため、
気になったら、眼科での検査をして頂きたいです。
<白内障の特徴>
- 目がかすむ
白内障の症状の1つは、眼がかすむようになります。
老眼の場合は、眼のピントが合わないで、ぼやけますが、
白内障の場合は、眼の焦点が当たっているのにぼやけて見える違いがあります。 - 光が眩しい
白内障の特徴として、光が眩しく感じる事が多いです。
眼の水晶体が濁ることで、光が乱反射するために、必要以上に光に敏感になります。
太陽の光などがまぶしくて、外を歩くのがツライこともあります。
- 物が二重・三重に見える
白内障の症状は、物が二重・三重に見えるようになります。
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眼のかすみとも共通しますが、目のピントはあっているのに、
物が二重・三重に重なって見えるようになります。
白内障と老眼との違い
白内障と老眼の違いは、次の点です。
白内障の進行状態によっては、症状が後から出てくることもあるので、
注意が必要です。
- ピントが合っているのに、二重・三重に見える
老眼は、眼のピント調整がうまくできなくなり、物が見えづらくなります。
老化で、眼の水晶体が硬くなり、近くのものにピントが上手く合わせづらくなるのです。白内障は、眼のピントは合わせられても、物がぼやけたり・二重・三重に見えます。
白内障の種類によっては、近くのものが見えやすくなることもあります - 太陽・光が眩しい
白内障の症状によっては、初期症状には、光が眩しいことはなく、
眼がかすみ・ぼやけたりするだけの方もいます。白内障が進むにつれ、太陽などの光が眩しく見えてきます。
白内障の治療法・手術の方法は?
白内障の根本治療は、手術でないと治せません。
ですが、目薬により、白内障の進行を遅くすることで、
手術をしなくても、日常生活を送ることもできます。
白内障の濁った水晶体をキレイにする目薬は、まだないため、
進行を遅らせることしかできません。
白内障の手術は、眼の水晶体を眼内レンズという「人工の眼」に
入れ替えることをします。
手術方式は、確立されていて、時間は15分~30分・日帰り~3日間ほどの
入院で済むことが多いです。
手術をするのは、白内障が進行して、眩しくて外を歩けないなど、
生活に支障をきたした場合です。
それまでは、目薬の点眼により、白内障の進行を遅らせておくようにします。
白内障の疑いがあるなら、早めに眼科を受診して、目薬で、進行を遅らせるのが大事です。
まとめ
- 白内障は、眼の水晶体が濁る病気で、40代以降の方に急増している
- 白内障は、眼のかすみ・光が眩しい・二重・三重にぼやける症状がある
- 白内障の治療は、手術しないと治らないが、目薬により進行を遅らせることが出来る