朝お腹が弱いなら?電車・車で下痢で調子が悪い時の対策とは

朝 電車

朝の通勤・通学で電車に乗るとお腹の調子が悪くなってトイレに駆け込むことないですか?

これが、たまたまならいいですが、毎日のように電車で下痢になるとストレスがたまりますよね。

朝だけでなく、昼間・夜でもストレスや緊張する場面になると下痢になるなどの症状は、過敏性腸症候群(IBS)が疑われます。

お腹が弱いと、朝の電車や旅行、デートなど外出するのが嫌になりますよね。
食事も楽しく食べられず、常にトイレを意識した生活になり嫌気が差してきます・・。

下痢と便秘を繰り返して、出したいときには出ないで、出たくない時にしたくなるという辛さがあります。

牛乳などの乳製品を食べると、お腹をこわすといった方は、乳製品の消化が苦手な「乳糖不耐症」という体質の方です。

乳糖不耐性の方は、乳製品を食べると下痢になりやすいなら、乳製品を食べないようにすることで予防できます。

ここでは、乳糖不耐性とは違う食べ物だけコントロールが難しい、お腹が弱い・過敏性腸症候群(IBS)の症状と対処法をご紹介します。

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朝 お腹が弱いのはなぜ?

いつも朝にお腹が弱くなって、下痢をするのは自律神経の乱れが原因のことが多いです。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つがあり、昼間は交感神経が優位で、夜は副交感神経が優位です。

特に、朝は、副交感神経から交感神経に変化する時間帯のため、交感神経が徐々に優位になってきます。

すると、それまでリラックスした体が緊張状態になり、お腹の腸内運動が盛んになってしまうのです。
朝は、交感神経が乱れやすいので、お腹が弱かったり、血圧の変動などもあります。

さらに、過敏性腸症候群(IBS)だと、トイレがない場所・行けない場所があると、ストレスを感じて、さらにお腹を下しやすくなります

過敏性腸症候群(IBS)は、ストレスによりお腹が弱くなり、下痢や便秘になる症候群です。血便などが出ていなければ、体には問題なく、メンタルと体のバランスが崩れやすいのです。

過敏性腸症候群には、3つのパターンがあります。

<過敏性腸症候群(IBS)の3つのパターン)>

  • 便秘型

    毎日快便にならない方は便秘型です。慢性化した便秘になっていて、出ても小さいコロコロとした便がでやすいです。

    慢性型の便秘は、ストレス以外にも食事や水分の量が少ないなど複数の原因があるので、分かりづらい面もあります。

    女性に多い傾向があります。

  • 下痢型

    毎日か、数日おきに下痢になる方は、下痢型です。下痢の酷さとしてはウィルス性の腸炎などのような激しい下痢ではなく、トイレに行って腸内がキレイになり落ち着くと、収まりやすいです。

    下痢型は、普段リラックスした状態では平気でも、外出などトイレが行けない状態などになると不安を感じて、ストレスになり下痢を起こしやすいです。

    下痢型は、男性に多い傾向があります。

  • 便秘・下痢混在型

    便秘・下痢の混在タイプが一番多いタイプです。

    便秘と下痢の混在型は、かなりやっかいです。通常便秘でトイレに行かないですむと安心していると、下痢になって慌ててトイレに駆け込むなど、自分でも予想がつかないです。

    便秘が続いたこともあり、腸内に便が溜まっていて、それが急に下痢になるので、朝の電車などではストレスが溜まることになります。

    年齢とともに変化していく傾向にあります。

過敏性腸症候群は、おおよそ3ヶ月を目安に症状が続くこととされてします。ですが、生活環境や生活リズムによっては、3ヶ月未満で、タイプが変わることもあります。

朝の電車・車で下痢で調子が悪い時の対策とは

朝の満員の電車での通勤・通学、渋滞している車の中での下痢は、つらいものがあります。
そこで、慢性的に、朝の電車や車で下痢でお腹が調子悪いときの対策をご紹介します。

<朝の電車・車での下痢対策>

  • 体・特にお腹を冷やさない

    お腹を冷やさないことは、下痢を止めるにに非常に大切です。

    暑い夏でも、暑くて汗を書いていても、お腹を触るとかなり冷たくなっていることがあります。
    これは、冷えの一つでもありますが、お腹が冷えると下痢になりやすいです。

    リラックスしたときのお腹は、非常に暖かく、緊張した時のお腹は冷えています。

    ですので、お腹を温めることが大事です。

    電車や車で即効性の高い対策は、お腹にカイロを張る・腹巻きをすることです。
    夏は暑いですが、お腹に「張るカイロ」を張っているだけでもかなり改善します。暑いですが、ガマンです。。

    カイロをシャツの上などに張っておくと外からは分かりづらいので、安心です。

    また、腹巻きでお腹を温めるのもよいです。腹巻きは少しウエストが膨らみますが、冷房などの寒さをシャットアウトしてくれるので、下痢対策になります。

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  • 睡眠を十分とって早起きする

    働いている方は難しいかもしれませんが、早く寝て十分な睡眠を取ると下痢になりづらいです。
    これは、副交感神経が活発になることで、リラックスする時間が長いからだと思われます。

    また、前日の食事も早めに取っておくと、食べ物が消化されて寝ている間に消化不良が起きづらいです。

    いつもより30分くらいでも、早起きするのもいいです。自宅のトイレに行く余裕が生まれて、精神的にリラックスできます。

  • 夕飯の食べ物に注意する

    意外と夕飯のメニューでお腹に悪いものを食べているケースが多いです。下痢にならないためにも、前日の夕飯はお腹にやさしい物を食べるといいです。

    また、朝にお腹が弱いと朝食をシッカリとれず、昼や夜に沢山食べてしまうことが多いです。ストレスが溜まると、過食になりやすい傾向があるためです。次の日がある方は、ガマンして腹八分目にするといいですね^^

    <お腹に負担がかかるもの>

    ・辛いもの(香辛料、辛いラーメンなど)
    ・脂っぽいもの(チャーハン、肉など)
    ・消化の悪いもの(ナッツ類、とうもろこしなど)
    ・アルコール類
    ・冷たい食べ物(アイスなど)

    お腹が弱い方は、ラーメンなどは、熱いスープで油も多いので、あまり食べ過ぎないほうがよいです。

    また、乳製品でお腹が緩くなる方は、お菓子の原材料に「乳糖」と書いてあるものは気をつけましょう。知らない間に、乳製品など苦手な食品を食べていることがあります。

*朝の下痢対策はコチラも参照してみてください。

過敏性腸症候群は自己診断しないで病院で検査がおすすめ

過敏性腸症候群は、なんとなく自分で診断してしまう方も多いですが、調べたら腸の病気だったということもあります。
特に下痢がヒドイと、腸に負担をかけて血便が出たり、痔になったりしてしまいます。

仕事でストレスが多い方は、潰瘍性大腸炎、クローン病、十二指腸潰瘍などが起きることもあります。

痔は、ウォッシュレットなどを使わずに下痢になっている状態が続くと、なりやすいです。お尻周りを清潔に保つようにするようにしたいです。

特に女性では、お腹が痛い原因で、卵管炎・子宮炎、依存書子宮内膜症などの女性系トラブルになっていることもあります。

いつものことだから・・と思っていないで、気になることがあれば、早めに病院での検査をしてみることも大事です。

まとめ

  • 交感神経神経が乱れると、朝に下痢などが起きる過敏性腸症候群になることがある
  • 朝の電車の下痢対策には、お腹を温める・睡眠・早起き・食べ物に注意してみる
  • 過敏性腸症候群は、他の病気もあることもあるので、早めに病院で検査をする

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