アンチエイジングに効く飲み物は?水の飲み方で老化を止める!

アンチエイジング 飲み物 水

アンチエイジングに効く飲み物というと水素水・ワインのポリフェノール・お茶・ハーブティなどが思い浮かびます。

ですが、人間の約60%を占めているのは水で、酸素の次に生きるのに重要なものでもあります。

水は年齢が高くなるに連れ水分量が減ります。赤ちゃんの時は水分量は約80%もありますが、成人になると約60%、高齢者になると約50%近くまで下がってきます。

そこで、老化すること=体の水分がなくなるとも言えるのです。

そこで、気にしたいのは普段から飲んでいる「水」「ミネラルウォーター」です。

普段飲んでいる水は、血管を通じて体中の細胞に行き渡り、お肌を作ったり、内臓の活動を支える重要なものなのです。

水道水には、塩素やトリハロメタンという有害な物質が入っていることが知られています。もし、トリハロメタン・塩素を多く含む水道水を飲んだ場合、塩素の殺菌作用により腸内では細菌の活動が乱れ、免疫力が下がったりします。

また、血液は弱アルカリ性が健康な状態ですが、疲労や病気になると酸性に傾いてきます。そこで弱アルカリ性の水を飲むことで、血液を弱アルカリ性に戻し、疲労回復などの効果を得ることができます。

普段から飲んでいる水を意識することで、健康な体でアンチエイジングができ、病気にならない若い体を維持できるのです。

ですので、基本となる「体に良い水」を飲むことで、アンチエイジングに効果があるワインなどの飲み物をので頂きたいです。

そこで、ここでは、アンチエイジングの基礎となる水・ミネラルウォーターの選び方、飲み方についてご紹介します。

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アンチエイジングに効く飲み物は?体によい水の選び方

アンチエイジングで老化を防ぐためには、人間を構成する基本となる水の選び方・飲み方を知っておきたいです。

水を選ぶには、どれでもいいという訳でなく「あなたに合う水」を選ぶことが大事です。

というのも、体の状態によってミネラル成分の構成が違ったり、pH(アルカリ性・酸性)などが違ってきます。

飲んでみて”美味しい”と思えるのが、あなたに合った水といえます。不思議なものですが、美味しいという感覚は、体に不足しているものを体が欲しがっていることを示していて、美味しい水は、人により違うのです。

そこで、健康を保ちアンチエイジングに効果的なミネラルウォーターを選ぶポイントをご紹介します。「美味しい水」を探すための参考にして頂きたいです。

<アンチエイジングに効く飲み物・水の選び方>

  • 天然水かアルカリイオン水を選ぶ

    ミネラルウォーターと言うと、自然の水をそのまま持ってきていると思っていませんか?

    ミネラルウォーターには種類があり、天然そのままの水、天然の水を殺菌したもの、天然の水に調整を加えた水、人工的に作った水があります。

    日本のミネラルウォーターは、天然の水を殺菌した水で、天然の水そのままではありません。日本では天然の水をそのまま売ることができないためです。

    そのため、日本で作られた水は、天然水を殺菌したものか、天然水の成分を調整した水、人工的に作った水のいずれかになります。

    ヨーロッパから輸入されたミネラルウォーターは、天然そのままの水です。ヨーロッパは水源の環境が整備されていて、水に含まれる微生物なども含めて自然のまま飲める水なんですね。

    飲む時は出来たら天然に近い水を選ぶのがよいです。天然水には豊富に含まれるミネラルなどが入っており体によい働きをします。

    天然水に調整を加えると、成分バランスが崩れてあまりよい水とは言いがたいです。

    ですが、アルカリイオン水は例外で、人工の水ですが、粒子が細かく体内に吸収されやすい特徴があります。

    アルカリイオン水は弱アルカリ性のため、酸性に傾いた血液を弱アルカリ性に戻してくれるなどの効果が見込めます。

  • 硬度は、超軟水か中硬水がオススメ

    ミネラルウォーターの硬度とは、カルシウムとマグネシウムが多く含まれるかどうかを示す数字です。

    カルシウム・マグネシウム濃度が高いのは「硬水」、濃度が低いのは「軟水」と呼ばれます。

    硬度が100以下を軟水、100~300を中軟水、301~1000を硬水、1001以上を超硬水と言います。

    硬度が低い・高いほど良いというわけではありません。カルシウム・マグネシウムがちょうどよい加減に入っているとよいです。

    硬度が高過ぎると下痢をしたり、利尿作用が働き腎臓に負担をかけてしまいます。ちょうど美味しいと感じる硬度がいいですね。

    アンチエイジングとしてオススメな硬度は、301~800程度の硬水です。

    硬度が高いとカルシウム・マグネシウムが適度に含まれており、整腸作用を良くしたり、動脈硬化といった血管の老化を予防し、酵素を活性化するなどの効果があります。

    日本の水は、ほとんどが軟水なので、カルシウム・マグネシウムが不足がちになります。そこで普段の飲む水からカルシウム・マグネシウムを補っていくと良いです。

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  • 弱アルカリ性の水がよい

    アンチエイジングの体を保つためには、新陳代謝を落とさず血液を弱アルカリ性に保つ、弱アルカリ性の水がおすすめです。

    水にはpH値と言われる水素イオン濃度を示す値があります。よく言う酸性・アルカリ性のことです。

    ph値は、7.0が中性で、7より大きいとアルカリ性、7より小さいと酸性です。

    健康な人の血液は弱アルカリ性(ph7.4)を保つようになっています。

    疲労などで疲れたり、体の抵抗力が落ちると、血液は弱酸性になります。すると新陳代謝が悪くなったり、病気にかかりやすくなります。

    そこで、弱アルカリ性の水を飲むことで、血液を健康なph値に戻してくれ、疲労回復や抵抗力を回復させてくれるのです。

  • 還元力が高い水がよい

    老化防止の対策として、活性酸素を抑えることが上げられます。活性酸素は、体の中で酸素をエネルギーにした際に出来てしまう「副産物」です。

    活性酸素は、酸素を消費すればするほど発生します。活性酸素は、細胞を傷つることで、体中の細胞が老化します。血管が老化すれば動脈硬化になりやすく、お肌が老化すればシワ・シミといった症状となって現れます。

    アンチエイジングはいかにして活性酸素を抗酸化してなくすかがポイントになります。

    活性酸素は発生してしまうのは仕方ないので、抗酸化力があるビタミンC、ビタミンEといった栄養素が含まれる食品を取ってもいいですが、限界があります。

    やはり生活に必須の水により、抗酸化をするとよいです。

    抗酸化力が高い水とは、酸化還元電位(ORP)が高い水、還元力が高い水を飲むのがよいです。

    還元力が高い水とは、アルカリ性の水を飲むことです。

    還元力が高い水は飲むとすぐに胃腸を通り、血管に入り体のすみずみまで届くので、アンチエイジングとして効果が高いといえます。

    ※乳幼児など小さいお子さんには、基本は、軟水を飲ませるようにしてください。硬水を飲むと胃腸に負担がかかり下痢をすることがあります。

アンチエイジングにおすすめのミネラルウォーター

アンチエイジングにおすすめのミネラルウォーターをご紹介します。

<アンチエイジングで飲みたいミネラルウォーター>

  • サンベネデット・ナチュラル(硬水)

    ・硬度:237mg/L(硬水)
    ・pH値:7.42
    ・原産地:イタリア
    ・製造:サンベネデット フリッツァンテ

    イタリアを代表するミネラルウォーター・ブランドです。

    炭酸水のサンベネデット・スパークリングも人気ですが、炭酸なしのミネラルウォーターも良い水です。

    アルプス山脈から長い時間をかけてミネラルが沢山染み込んだ天然水は、美味しく、機能性も高いです。

  • キリン アルカリイオンの水(軟水)

    ・硬度:48.9~71.7mg/L(軟水)
    ・pH値:8.5~9.5
    ・原産地:日本
    ・製造:キリンビバレッジ

    キリンのアルカリイオン水は、富士山の伏流水を原水にしたものと群馬県月夜野などを原水にしたものがあり、天然水をベースにアルカリイオン水に加工しています。

    軟水ですが、天然水からアルカリイオン化しているためアルカリ性の水で、体に浸透しやすく疲労などの解消に役立ちます。

    味はまろやかなので、飲水だけでなく料理にも使えます。お値段も安いのでお手頃な飲料水です。

水道水はナゼ体に悪いのか?

水道水も美味しいと東京都水道局などでは宣伝をしていますが、飲んではいけないのでしょうか?

よく話題になるのは、水道水には消毒した後に残る塩素が残るためカルキ臭が気になるからともいえます。

水道水は殺菌すればするほど塩素が必要になり、カルキという殺菌の塩素が残るためです。最近はカルキ臭を減らすようにしているようですが、塩素系殺菌で残留する「トリハロメタン」という物質に問題があります。

トリハロメタンは、中枢神経・腎臓などにダメージを与え、アレルギー体質を悪化させる有害な物質とされています。

トリハロメタンは、煮沸することで取り除けます。ですが、10分間以上煮沸する必要があり、かなり面倒です。

また、トリハロメタンを取り除いたとしても、完全に殺菌された水は純度が高いのですが、体のミネラルを溶け出させてしまうことがあるので注意が必要です。

純度が高い水は「ハングリーウォーター」と言われ、色々な物質を溶けやすくします。この性質は体の中に入ると、逆効果で体の細胞にある成分を溶け出させてしまうのです。

その結果、体に蓄えていたミネラル成分などが抜け落ちてしまうのです。そのため、水道水は、トリハロメタンを取り除いても、日常的に飲むのは注意したほうがよいと言えます。

また、備蓄用に売っている純水、蒸留水といった水の種類も日常的に飲むのはあまり健康にはよくないので、注意したいところです。

まとめ

  • アンチエイジングに効く飲み物はまず普段飲む水から変えてみる
  • アンチエイジングに良い水は、硬水でアルカリ性の水がおすすめ
  • 水道水はトリハロメタンだけでなくハングリーウォーターなので飲むのは注意

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