痛風発作が起きる場所・期間・尿酸値は?痛い時の応急処置とは

痛風発作

痛風発作は、尿酸値が高いまま放置していると、自覚症状がないまま急に発症します。

痛風発作は、アルコールの飲み過ぎのイメージがありますが、アルコールを飲まない方でも発症します。

高尿酸値の状態が長く続くと、徐々に期間をかけて痛風発作が起きるのです。

痛風発作は、高尿酸値の方が誰でも起きうる病気なんですね。

尿酸値は、血液中の尿酸濃度で健康診断などで検査しないとわからない数値です。

そのため、健康診断でしっかり尿酸値などの検査をしておく必要があります。

最近は高カロリー・プリン体の多い食品が簡単に食べられるため、痛風予備軍は1000万人以上とも言われています。

また、痛風発作を発症する年齢層も、若くなっていて30代、40代の方が増えています。

そこで、痛風の痛みは、どれくらいの期間かかって痛風発作になるのか、発作が治るまでどれくらいかかるか、痛風発作時の応急処置についてご紹介します。

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痛風発作が起きる場所・期間・尿酸値は?

痛風発作は、尿酸値が7.0mg/ml以上(高尿酸血症)が続くと発症します。

痛風発症するまでの期間は、早くて2,3年、普通は5~10年くらいかかります。

高尿酸値が続くと、腎臓から尿として排出するべき尿酸が血液に混ざり、体中を巡ります。

その時、血液中の尿酸は、尿酸ナトリウムという結晶を作り、関節、腎臓などに溜まっていきます。

関節、腎臓にたまっただけでは、痛みはなく自覚症状はありません。ですが、関節に溜まった尿酸ナトリウム結晶が、関節組織からはみ出して関節液に入ると、体は異物と判断して激痛が走ります。

この関節の激痛が「痛風発作」です。

尿酸の結晶は、関節液では異物として白血球が酵素と反応して排除しようとしますが、排除できず炎症となって痛み・腫れ・赤みが皮膚に出てきます。

<痛風発作が起きる場所は?>

痛風発作は、尿酸の結晶が溜まりやすい関節を中心に起きやすいです。

ですが、人により痛風発作で痛くなる場所は異なり、なぜその場所で痛くなるのか詳しい原因は判明していません。

  • 足の親指の付け根(全体の70%)

    足の親指の付け根は、初めて痛風発作になる方の約70%が痛風発作を起こす場所です。

    痛風発作を初めて発症する方は、足の親指の付け根の激痛は、ペンチで親指をつねられているほどの激痛とも言います。

    痛みは、寝ている時に起きやすく、寝ていたら急に痛くなるケースが多いです。激痛は数秒おきに痛みが増していき、布団などに触れるだけでも激痛になります。

    親指は腫れて赤くなり、歩けなくなります。早めの応急処置が重要です。

    尿酸結晶が溜まりやすい場所は、体の負担がかかる場所、体温が低い場所、よく動かす場所が痛くなりやすい傾向があります。

    そのため、足の親指の付け根は、体重を支えたり、負担がかかる場所として多くの方が痛風発作の起きる場所と考えられます。

  • 膝(ひざ)から下の関節(全体の90%)

    膝から下の関節は、全体の9割が痛風で痛くなる場所です。

    主には次の場所に痛風発作が起きやすいです。

    • かかと
    • 足の甲
    • くるぶし
    • アキレス腱の周囲

    痛風発作は、膝下で起きるため、激痛が走ると歩くのが難しくなるのが、痛風発作の特徴です。

  • 肩・手首・肘(ひじ)

    痛風発作が起きる上半身では、肩・手首・肘などに起きます。

    膝下の痛風が9割のため、上半身が痛みが起きることは少ない傾向があります。

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  • 痛風結節(耳たぶなど)

    尿酸の結晶が溜まりやすい関節以外の場所として、耳たぶなどで発症します。

    尿酸の結晶は関節でない場所に、塊となることを痛風結節(つうふう・けっせつ)と言います。

    痛風結節は、体温が低く、血液が酸性に偏りがちな場所にできます。

痛風発作が起きてから収まる時間・期間は?

痛風発作が起きると、痛みは約24時間くらいがピークで徐々に痛みは収まっていきます。

ただ、痛みは2,3日は続き、痛みが収まるには約2週間かかります。

痛みは徐々に減っていき、痛みがなくなると、これまでの激痛がウソのように改善します。

ですが、痛風は直ったわけでなくまた再発します。

2回目以降の痛風発作は、早くて数ヶ月、およそ1年~2年後にまた起きるので注意です。

2回目以降の痛風発作も、急に発症し、激痛に見舞われます。2回目以降は、痛風発作の場所が他の関節に移って別の場所で起きることがあります。

さらに放置していると、再発する期間がどんどん短くなっていき、痛風発作の場所も増えてくるので注意が必要です。

痛風発作の応急処置は?

痛風発作は、寝ている間の深夜に多く起きるため、病院にすぐにいけないことが多いです。

そのため、自己判断で痛み止めの薬を飲む方がいますが、薬の飲み方は注意が必要です。

<痛風発作の応急処置は?>

  • 安静にする

    痛風発作が起きると、痛みが引くまで動くことは止めたほうがよいです。

    マッサージ、温めたりするのは痛みをひどくするので、できるだけ触らないよう、動かないようすることです。

    動くと炎症部分が悪化して、激痛の改善に時間がかかることがあります。

    かかりつけの医師がいれば、電話で指示を仰ぐのが大事です。

    仕事なども休んで、安静にしておくと、治るのも早くなります。

  • 鎮痛剤に注意

    痛風発作の痛みは、普通では耐えられないほどの痛みなので、市販の鎮痛剤では効果がでないです。

    通常医師が処方する鎮痛成分は、ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンS)、イブプロフェンなどです。

    できるだけ薬局での購入よりも医師の処方でもらってください。(緊急時はドラッグストア・薬局の薬剤師さんに相談)

    というのも、鎮痛成分はピリン系という、アセチルサリチル酸を配合しているバファリンA(バファリン・プレミアムでない方)などは、発作の痛みを悪化させる可能性があります。

    鎮痛剤も成分によっては悪化することがあるので気を付けてください。

  • 偽痛風に注意

    関節の痛みは、痛風でないケースもあります。

    痛風に似た激痛がある病気で「偽痛風」があります。

    偽痛風は、痛風に似ていますが、関節に貯まる結晶がピロリン酸カルシウムと言う物資です。

    偽痛風は親の指は起きずに、ほぼ膝に起きる特徴があります。

    痛風か偽痛風の判断は医師でないと出来ません。

痛風発作は、高尿酸値が高いままだとなるため、健康診断などで早めに痛風にならないように対策しておきたいです。

痛風発作は起きるまで、全く自覚症状がないですが、高尿酸値だと、腎臓疾患など生活習慣病の合併症も起きやすいです。

また、腎臓結石、尿路結石などの尿酸結晶が出来る可能性もあります。

高尿酸値は放置しないで早めに対処しておきたいですね。

まとめ

  • 痛風発作は、尿酸値7.0mg/ml以上が続くと2~10年かけて発症する
  • 痛風発作が起きる場所は、足の親指、膝下の関節が多い
  • 痛風発作の応急処置は、とにかく安静にする、鎮痛剤は自己判断で飲まないようにする
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