認知症で車の運転をやめさせるには?事故が起きた時の保険・法律は?

認知症で車をやめさせるには?
認知症の方に車の運転をやめさせるのは難しいです。

最近、高齢者・認知症の疑いがある方が関与する大きな事故が起きています。

テレビ・新聞で事故を取り上げられ、危険性が指摘されているのに、事故件数は減らないのはなぜでしょうか?

実は、高齢になるほど、自分は事故をおこすはずがないと思っている傾向にあるのです。

高齢でまだ車を運転している方は、ずっと運転してきた自信があるため「自分は絶対事故は起こさない」と考えているのです。

それも、年齢が高くなるほど運転に自信があると思う方が多いのです。

ですので、なかなか車の運転をやめさせることは難しいです。

そこで、認知症の方の車の運転をやめさせる方法、事故を起こした時の保険・法律についてご紹介します。

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認知症で車の運転をやめさせるには?

認知症の方の車の運転をやめさせるには次の方法があります。

家族全員で運転を止めるよう話す

「高齢者の事故が増えているので運転は止めたほうがいい」と家族全員から話をすることが大事です。

命令のように車をやめろ、というような一方的な言い方をすると、気分を害します。

特に、車の運転をやめないのは、自分には運転ができる、自信がある、と思っているので、逆効果になります。

それよりも、家族全員が安全を心配していることを伝えて上げてほしいです。

お孫さんからも、言われるようであれば、確かに危険かもしれないな、と思ってくれることもあります。

まずは、家族の皆さんで話し合いをすることが重要です。

医者・友達から止めるよう言ってもらう

認知症であれば担当の先生から、車の運転を止めるように言ってもらうと良いです。

また、友達など話を聞いてくれそうな方に相談し、車の運転をやめてもらうよう言ってもらいます。

先生や友達から言われると、家族より危機感を感じます。

本人が納得するように話をしてもらうことが大事です。

車のキーを預かる

車のキーを隠すのは、本人の承諾を得ないで行うと、猜疑心が生まれ良くありません。

まずは車の運転をやめるように言う、それでもやめないなら、車のキーを預かるようにします。

車のキーを隠す方法もありますが、どこに隠した!と言い寄られることもあるので注意が必要です。

認知症が進行して、車を運転し始めるようであれば、車のキーを預かったほうがよいです。

車を動かなくする・乗れないようにする

認知症が進んで、車を運転してしまいそうであれば、車を動かなくするか、乗れないよう別の場所に駐車するなどの方法があります。

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車を動かなくする方法は、バッテリーを外す、エンジンがかからないようにするなどがあります。ただ、車を壊してしまうこともあるので、知識がある方にやってもらう必要があります。

車をすぐに乗れないように別の場所に駐車しておくことも有効です。

他に車を停められる場所があれば、移動させておくと良いです。

免許証は自主返納しておく

認知症になると、免許を持っていようがいまいが、車を運転してしまう可能性があります。

ですので、免許は停止しても意味がないこともありますが、自主返納しておいたほうがよいです。

2017年3月12日に道路交通法が改正されました。

70歳以上の方は、適正検査・実車指導などの講義が追加されました。

75歳以上の方は認知機能検査が追加されました。

もし、認知機能の低下が認められたドライバーは、医師の診断書が義務付けられ、認知症であれば免許の停止・取り消しになります。

また、運転に自信がないドライバーは「自主返納」ができます。免許証は運転はできませんが、身分証明書として使えます。

自主返納した免許証を見れば、自分が運転できないことを思い出す可能性もあるので、できたら自主返納しておきたいです。

認知症の方が事故を起こしたら保険は下りる?

認知症の方が人身事故を起こしたら、保険が下りるかは事故内容によります。

自賠責保険は、認知症の方でも基本はおります。

任意保険の自動車保険は、保険金が下りるケースと下りないケースがあります。

任意保険の約款に保険金を支払わない条件の1つに「被保険者の脳疾患、疾病または心神喪失によって生じた損害」が含まれているかがポイントになります。

ただし「故意もしくは重大な過失があった場合」は、保険金を支払わないと言う条件もあり、事故がこれに当てはまると、支払われません。

ですので、特に認知症と分かっていながら運転をさせていた、という事実があれば、保険は下りないこともあります。

また、認知症の方が運転をしていて、電車の線路内に入り電車を止めてしまった、と言ったケースがあります。

この場合、過去に電車を止めてしまったことに対する損害賠償請求がある事例がありました。

認知症の方の家族も監督責任を追求されることもあります。

ですので、認知症の方の運転は出来るだけできないようにしておくことが重要です。

まとめ

  • 認知症の方には車を運転できない環境する
  • カギを隠すなどムリヤリやめさせるのではなく、本人にも話をすることが大事
  • ただし、認知症で誤って車を運転することがないように手を打っておく
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