犬を飼うと花粉症で夜に眠れない?散歩・ブラッシングで対策
犬を飼いはじめたら花粉症になってしまったという方が増えています。
犬や猫のペットと人間の花粉症の関係は意外と気付きにくいですよね。
犬を散歩させると花粉が犬の毛に付いて、家の中に花粉が持ち込まれます。そして、犬と触れ合っている時に花粉が人間の鼻を刺激することで花粉症が悪化したり、花粉症になってしまうんですね。
犬と一緒に部屋で過ごすと花粉症が悪化して、夜に眠れなくなる方もいます。夜に眠れなくなるほどの花粉症の場合は、犬の毛に花粉が付かないよう、家に花粉を持ち込まないようお手入れをしてあげるとよいです。
特に、花粉の飛散が増える時期は気を付けたいです。ちょっとした散歩をしただけでも大量の花粉が犬の毛にくっついて、家や人間の服に付着します。それが花粉症を悪化させる原因になるんですね。
かわいいワンちゃんとの生活すると花粉症が悪化して夜も寝れなくなる・・といった場合は、ワンちゃんの花粉症対策のお手入れをしっかりすることで、上手に飼って頂きたいです。
そこで、ここでは、犬を飼うのと花粉症の対策、夜に眠れなくなる対策・予防について犬と上手に付き合っていく方法をご紹介します。
犬を飼うと花粉症で夜に眠れなくなる?散歩の対策
犬を飼うと花粉症がひどくなって、夜も寝られなくなる原因は、犬が外から持ち込んだ花粉が悪影響を及ぼしている可能性が高いです。
散歩するコース・時間により犬に花粉が付きやすかったり、ベッドやソファに犬を座らせている方は注意です。
犬の毛に付いた花粉が家中のベッド・ソファ・カーペットなどに付着して、花粉が家の中に充満します。すると、普段花粉に敏感でなかった方でも、花粉まみれの部屋にいると、免疫が過剰反応して花粉症になることもあります。
昨年まで花粉症でなくても、免疫の過剰反応が起きる臨界点を超えるとイッキにくしゃみ・鼻水・目の痒みなど、花粉症の症状が出てくることがあります。花粉症はアレルギー反応の1つなので、いつ起きてもおかしくないのです。
そのため、犬を飼っている方は家族で花粉症にかかっていない方・特に子供・高齢者は注意をしたいです。
<犬を飼っても花粉症にならない対策・予防法>
- 犬の散歩の時間・場所を変える
犬は散歩すると喜んで、花粉が多い少ないにかかわらず遊び回りますよね。
ですので、散歩から帰ってきた犬の毛には、大量の花粉がついています。
そのため、花粉が付きにくい散歩コース・時間に散歩に行く事が大事です。
- 散歩する時間帯:早朝がよい
花粉が出やすいのは、昼の10時~15時くらいをピークに飛散します。日が落ちた18時頃以降も意外と花粉の飛散が見られます。ですので、散歩する時間帯は早朝がよいです。 - 散歩するコース:商店街・住宅地など舗装された道
公園・森林などの広い場所、空気の流れが沢山ある場所は花粉が飛んで来ることが多いです。逆に、商店街・住宅地などの狭い空間は風の流れが遮断されるため、花粉があまり飛散しないです。また道路は土の道より舗装された道を選ぶと良いです。舗装されていない道は、水たまり、草むらなどに溜まっている花粉に犬が行ってしまい、花粉まみれになることが多いです。
- 気候:雨の翌日・風が強い日・乾燥して天気が良い日は避ける
気候は花粉の飛散に大きく関わるのでチェックしておきたいです。
雨上がりの翌日、天気が良い日は、絶好の愛犬の散歩日和ですが、花粉が普段以上に飛んでいますので気を付けたいです。
また乾燥・風が強い日も花粉が飛びやすいです。花粉が多い日は、散歩コースを短くするか、やめて部屋の中で遊ぶように切り替えると家の中の花粉の量が減ります。
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天気のニュースなどをチェックして、犬の散歩を変えることを意識してみてくださいね。
- 散歩する時間帯:早朝がよい
- 家に入れる時はブラッシングする
外で遊んだ愛犬を家の中に入れる時は、玄関の前で花粉を落とすブラッシングをします。
ブラッシングをすることで、愛犬についた花粉を家に持ち込まないようにします。少し面倒かもしれませんが、散歩後に軽くブラッシングすることで花粉を落とすだけでなく、犬の皮膚・毛の状態をよくします。
ブラッシングは、力は入れすぎずに軽くなでるように行います。背中からお腹、しっぽを毛の地肌が見えるよう毛の根元からブラッシングするのがコツです。やさしくブラッシングして愛犬が喜ぶ反応を見ながらやるといいですね。
ブラッシングはできたら毎日、短時間で行うと愛犬のコミュニケーションが出来るだけでなく、花粉の飛散も減らすことができるので一石二鳥です^^
花粉が多い季節はいっそのこと、犬を風呂で洗いたくなります。ですが、あまり毎日のように頻度が多いと、病気になりやすくなるので注意が必要ですね。洗いたい時は濡れたタオルで拭いてあげるのでもいいです。
犬の皮膚は意外と繊細で洗い過ぎたり、ブラッシングを強くすると皮膚が炎症を起こしたり、傷になるので気を付けたいです。
- ベッドは立ち入り禁止にする
犬と一緒にベッドに寝ていたり、遊んでいる方は、ベッド・布団回りが花粉まみれ担っている可能性があります。
すると寝るときにも花粉が鼻から入って、クシャミ・鼻水などの花粉症のアレルギー反応が出て眠れなくなります。
夜に眠れない・花粉症がキツくなるという方は、愛犬がベッドには入らないよう立ち入り禁止にしつけることが大事です。
犬をベッドに入らないように、しつけるときに気を付けたいのは、花粉症の時期だけなど期間を限定しないことです。犬にはいつが花粉症の季節か分からないので、ベッドに入れないのは一年中にして一貫性をもたせるようにします。チョット寂しいかもしれませんが、愛犬との共同生活をするには大事なことです。
愛犬と添い寝している方も、寝ている間に花粉まみれになって寝ていることになるので気を付けたいです。
犬と一緒:花粉症がヒドくて夜に眠れないなら?
夜になると花粉症がヒドくなり、眠れなくなるほどでしたら、愛犬との生活を見なおしてみて頂きたいです。
犬が持ち込んだ花粉が、部屋のベッド周辺に落ちていると、寝ている時は常に鼻から花粉を吸い込んでいることになります。
ですので、愛犬のベッド・布団へ入ることは禁止にしないといけないです。
ベッドで犬を遊ばせてきた方は、一度ベッドのシーツ・布団カバーなどを洗って、花粉を落とした方がいいですね。花粉がずっと付いていると、花粉症は改善しませんん。
これまでいつも一緒に愛犬と寝ていた方は寂しいかもしれませんが、あなたの生活が睡眠不足になり生活に支障をきたしてしまいます。
犬のことも大事ですが、無理しないように生活することも大事ですね。
あまりに花粉症がヒドイ時はペットホテルを利用も考てみる
花粉症といっても、症状がヒドくなると生活するのが難しくなることもあります。
1人暮らしなどペットの面倒を見れない方は、花粉が多い時期だけ、思い切ってペットホテルの利用も検討して頂きたいです。
犬の健康も飼い主の健康もどちらも大事ですが、まず飼い主が元気でないと愛犬のお世話もできません。
花粉症があまりにひどくて、夜も眠れない日が続くようなら、数日だけでもペットホテルに愛犬を預けるのも1つの手です。
数日間は寂しくなりますが、花粉症が回復すればまた一緒に遊べる時がくるので、まず飼い主のあなたが、ジックリ花粉症を治してくださいね。
まとめ
- 犬を飼うと花粉症になることがあるので、愛犬への対策も重要
- 愛犬の散歩で、外から持ち込んだ花粉は家に入れない工夫をする
- 夜に花粉症がヒドくなり眠れなくなるなら、犬のベッドへの立ち入りを禁止する