貧血で夕方にめまい・頭痛しても大丈夫?症状と対策する食べ物とは

夕方 貧血

貧血で夕方になると、めまい・頭痛・顔色が悪いという方が増えています。

朝は元気なのに、夕方ごろになると、めまい・頭痛がして、顔色が悪くなり、フラフラになるとツライですよね。

10代~40代の女性の多くは貧血になりやすいです。最近はダイエットや食生活の偏りから、隠れ貧血になる女性も増えています。

貧血は、酸素を運ぶ血液の赤血球のヘモグロビンが不足して、脳や皮膚などに栄養がいかなくなる状態です。

脳が酸素不足になると、めまいでフラフラしたり、気が遠くなったりして危険です。

体内の必要な臓器に酸素が十分に行かなくなるので、強い疲労感や息切れ・動悸などの症状も出てきて、生活に支障が出ることもあります。

貧血は軽くても、年齢と共に重くなることがあるので早めに対策・治療をすることが大事です。

貧血状態は、脳や皮膚に栄養が届かない状態を作るので、健康だけでなく美容にも良くないのです。

そこで、夕方に貧血でめまい・頭痛などの症状のチェック方法、対策する食べ物などの改善方法についてご紹介します。

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貧血で夕方にめまい・頭痛の対策は?フラフラでも大丈夫・・?

貧血で夕方にめまい、頭痛、顔色が悪い・疲労感がある場合は、不足する赤血球を作る栄養素をシッカリ取るようにします。

貧血=鉄分が不足、と思いがちですが、鉄分だけ取っても十分でありません。

貧血の原因になる赤血球・ヘモグロビンは、鉄だけでなく、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が造血に必要になります。

また、鉄には「非ヘム鉄」と「ヘム鉄」の2種類があります。

非ヘム鉄は、ほうれん草などの植物から取れる鉄分で吸収力は5%程度で低いです。ヘム鉄は、レバー・肉類どの食品から取れる鉄分で吸収率が10%程度で高めです。

ヘム鉄を取っても吸収率は非常に低く、必要な鉄分が取れていないことが多いです。そこで、吸収力を高めるビタミンC、カルシウムも一緒に取るとよいです。

<鉄の種類>

種類 特徴 主な食品
非ヘム鉄 植物から取れる鉄分、体への吸収力が低い 大豆・豆腐・切り干し大根・青のり 等
ヘム鉄 動物から取れる鉄分、体への吸収力が高い レバー・肉類、煮干し・干しエビ 等

<鉄を多く含む食品>

食品 鉄分(mg/100g中) ヘム鉄・非ヘム鉄
煮干し 18.0 ヘム鉄
干しエビ 15.0 ヘム鉄
豚レバー 13.0 ヘム鉄
鶏レバー 9.0 ヘム鉄
鶏卵 6.0 ヘム鉄
牛レバー 4.0 ヘム鉄
青のり 74.8 非ヘム鉄
いりごま 9.9 非ヘム鉄
大豆 9.4 非ヘム鉄
きな粉 9.2 非ヘム鉄
納豆 3.3 非ヘム鉄
小松菜 2.8 非ヘム鉄

牛肉から体に吸収できる鉄分は約10%、大豆は約7%、小松菜は約1%です。

動物性のヘム鉄からの吸収が効率が高く、効率的です。

<赤血球を作る栄養素>

栄養素 特徴 主な食品
ビタミンB2 赤血球作りに必要 豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎ、納豆 等
ビタミンB6 赤血球作りに必要 胚芽米、全粒粉、くるみ、卵、豆、鮭等
ビタミンB12 赤血球作りに必要 豚レバー、牛レバー、牛肉、豚肉、鶏肉、さば等
葉酸 赤血球作りに必要 ブロッコリー、イチゴ、キューイ等
ビタミンC 鉄分の吸収力を高める ブロッコリー、芽キャベツ、小松菜、パプリカ、レモン等

赤血球を作るには、鉄だけでなく、ビタミンB群、ビタミンC、葉酸など多くの栄養素が必要です。

普段の食事でこれらを一度に取るのは難しいかもしれません。

これだけの栄養素を取らないと、十分な

1日の中で、肉・魚・豆・フルーツを入れてバランス良い食生活をすることが大事です。

もし、上手くバランスよく栄養が取れない時は、鉄分サプリメントを併用するとよいです。

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夕方の貧血の症状は大丈夫?チェックする方法

貧血になると次のような症状が出ます。

貧血は、重大な病気が裏にあることもあるので注意が必要です。

<夕方の貧血の症状は?>

  • まぶたの裏が白くなる

    貧血になると、ヘモグロビンが末端の細胞に届かくなります。

    貧血かすぐ判断するには、まぶたの裏側を見てみます。

    健康な状態なら、まぶたの裏は毛細血管が浮いて見えて赤色っぽくなっています。

    貧血になると、ヘモグロビンの色=赤色がなくなり、まぶたの裏が白っぽくなります。

  • ツメから透けて見える皮膚が白くなる

    まぶたの裏と同じように、ヘモグロビンが不足すると、ツメから透けて見える皮膚が白くなります。

    健康な状態ならピンク色~赤色ですが、貧血状態になるとヘモグロビンがなくなり、白くなるのです。

    さらに貧血状態が続くと、ツメの形が上側に反り返ってきます。「さじ状ツメ」といい重い貧血の方の特徴です。

    ツメは皮膚細胞が分裂してできるのですが、栄養が届かなくなることで「さじ状ツメ」になります。

    その他に、ツメが割れやすくなり、表面が凸凹になり、ツメの横に線が目立つようになっていきます。

  • めまい・頭痛

    貧血によるめまい・頭痛は、血液中のヘモグロビンが酸素を脳に十分に運べないことで起きます。

    脳が酸欠状態になると、生命を維持するエネルギーが不足することで、危ない状態とも言えます。

    場合によっては、失神することもあります。倒れることによる体の打撲など、注意して頂きたいです。

    急に立ち上がったり、朝礼でフラフラになって倒れてしまうような「脳貧血」は、ヘモグロビン不足による貧血とは原因が異なります。

  • 全身がだるい、疲労感

    筋肉に酸素が行かなくなると、体全体がだるくなります。

    また、強い疲労感を感じることがあります。

    貧血になると、体中が”酸欠状態”になり、心臓は体中に酸素をより届けようとします。

    すると、安静時よりも血圧が上がり、心拍数・呼吸数も増えていきます。

    そのため、心臓だけでなく他の臓器にも負担がかかることになり、注意が必要です。

    貧血状態になった場合は、出来るだけ安静な状態で横になることをおすすめします。

危険な貧血を見分け方は?

貧血は、女性には日常的に起きる症状の1つと思いがちです。

ですが、場合によっては危険な貧血もあります。

  • 鉄欠乏症貧血

    「鉄欠乏症貧血」は、体内の赤血球のヘモグロビンが不足することで起きます。

    主に、鉄分の足りない食事、胃腸などからの出血が原因で起きます。

    注意したい貧血は、知らない間に胃腸、子宮筋腫などから出血している場合です。

    少量の血液が継続的に流れていると、徐々に貧血になっていきます。まぶたの裏・ツメの形・色をチェックしてください。

    胃腸の場合、痛みや便が黒くなる(血便)などにより出血しているか分かります。

    ですが、思い当たらないのに貧血気味の日が続く時は、病院での検査をして頂きたいです。

  • 溶血性貧血

    赤血球が上手く作られなくなる病気の1つです。

    先天的・後天的の原因がありますが、尿の色が褐色~濃い黄色、肌の色が黄色くなる黄疸(おうだん)の症状が出ます。

    貧血で黄疸の症状がある時は、早めに病院で血液検査など精密検査を行ってください。

    免疫抑制剤などで治療ができます。

  • 巨赤芽球性貧血

    ビタミン不足により、赤血球の元になる「巨赤芽球(きょせきが・きゅう)」から上手く赤血球が作られなくなり、貧血になります。

    赤血球は、鉄以外に、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸といった栄養素が働くことで作られます。

    貧血の他に、ビタミン不足により、舌が赤くなりピリピリするといった症状が出ます。また、手足のしびれや、胃腸の不快感などが現れることがあります。

    鉄以外に、ビタミンB6,B12なども一緒に取る必要があるのは、このためです。

    ビタミンB12不足は、胃腸機能が落ちて栄養が上手く取れないことが原因になることもあります。

    貧血と手足のしびれ、胃腸機能の低下があるようなら、病院での検査をすることをおすすめします。

女性で夕方に貧血になる場合、朝は元気なのに、夕方につれてフラフラになることが多いかと思います。

その場合は、鉄分・ビタミン不足による鉄欠乏症貧血のケースが多いと思われます。

鉄分・ビタミンを意識した食生活をすること、貧血症状が出たら安静にするようにして頂きたいです。

まとめ

  • 夕方に貧血でめまい・頭痛は、ヘモグロビンが減り”脳の酸欠状態”になっている
  • 鉄欠乏症貧血・溶血性貧血・巨赤芽球性貧血があり、貧血以外の症状に注意する
  • 鉄分は、レバーなどのヘム鉄とビタミンCを一緒に取ると体内の吸収力が高まる
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