偏頭痛の対処法と原因は?薬を使わず改善する食べ物・飲み物

偏頭痛の対処法と原因

偏頭痛持ちになると、大事なときに
頭痛がしてしまい思ったパフォーマンスが上がらずに
悔しい思いをしたことありませんか。

偏頭痛は、危険な頭痛ではなく、年中起きるわけではない
のですが、頭痛の兆候があることが多く、
光・ニオイなどが過敏になり、偏頭痛の痛みが
激しくなっていきます。

ヒドくなると、吐き気、嘔吐、日常生活を送るのが
難しくなることもある怖い病気でもあります。

通常は、頭痛薬を飲むことで解消されることが
ありますが、薬が効かない時もあり、
頭痛薬を飲み過ぎると、逆に効きづらくなってくる、やっかいな存在です。

ここでは、薬をなるべく使わず偏頭痛を対処・改善していく方法をご紹介します。


偏頭痛の種類と原因は?

偏頭痛は、頭痛の一種ですが、
まず危険な頭痛と、偏頭痛の違いをご紹介します。

もし、危険な頭痛の場合は、病院などで検査を
受けて、問題ないかチェックしていただきたいです。

<問題のある危険な頭痛>

  • 朝に頭痛があり、手足のしびれ、ろれつが回らない→脳出血などの疑い
  • 熱があり、強い頭痛がある→髄膜炎などの疑い
  • 頭をぶつけたような強い痛みが続く→くも膜下出血などの疑い

上記のようないつもと違う頭痛があるようなら、
できるだけ早く病院にて診察を受けていただきたいです。

偏頭痛は、次の3つのタイプがあります。

<偏頭痛の特徴>

  • 神経過敏型偏頭痛
    ・偏頭痛の兆候を感じる
    ・光、ニオイなど神経過敏になる
    ・目がチカチカする
    ・吐き気など、気分が悪くなる
    ・頭の片側または両側が痛い
    ・動くと痛い
    ・脈動にあわせてズキンズキンする
  • 緊張型偏頭痛
    ・肩や背中が緊張して起こる頭痛
    ・肩こり持ちで血行が悪い体質
    ・頭の両側が痛い
  • 群発性頭痛
    ・特定の期間に突然痛みを感じる
    ・患者数は少ない

偏頭痛の共通するところは、慢性的に起きること、
数時間続くということです。

頭痛を訴える方は、人により、3日間連続で起きるとか、
1ヶ月に数回起きる方など様々です。

多くの方は、市販の頭痛薬で痛みを止めることを
していますが、痛みが治らない方もいます。

偏頭痛の原因は、現在の医学では
詳細には分かっていませんが、
脳の血管の拡張によるものが有力です。

脳の血管が拡張することにより、脳を包む血管にある
三叉神経という部分を刺激することによって起きるのです。

ちなみに、市販の頭痛薬では、痛みを感じさせなくさせて
いるため(麻痺させている)ので、偏頭痛の根本原因は
治りません。

偏頭痛の対処法は?

偏頭痛は対処が難しいですが、頭痛薬の飲み過ぎることは
せずに、あまりにひどい時は、頭痛外来がある病院に行くのが早いです。

ただ、処方される薬は値段が高いものや、
効果があるかわからないものもあるので、
評判の高い病院、信頼が置ける病院にいきましょう。

ここでは、病院に行かない偏頭痛の対処法をご紹介します。
個人差もあるので、少しずつご自分の偏頭痛のタイプを
把握しながら、偏頭痛の対処をしてみてくださいね。

  • 体が冷えない行動を取る(温める)
    偏頭痛の原因は血管の拡張による影響が大きいです。
    そのため、体が冷えないようにすることが大事です。

    ・冷たいクーラーの部屋にずっといない
    ・白湯を飲む
    ・暖かくして眠る

  • 血液の流れを改善する
    ・炭酸水を飲む
    ・糖質が高いものを取らない
    (お菓子など甘いモノは控える)
    ・オメガ3などの不飽和脂肪酸を取る
    (マーガリンなどのトランス脂肪酸は控える)

  • 呼吸を整える
    ・深く吸深呼吸をする(腹式呼吸)
    へその下が膨らむイメージで、息を吸う時間を短く、
    息を吐く時間を長く呼吸をする。
    副交感神経・交感神経がバランス良くなり、冷え・血流改善につながります。

  • 漢方
    ・呉茱萸湯(ごしゅゆとう)を飲む→冷え性の予防

偏頭痛に効く食べ物・飲み物など

偏頭痛を改善するには、冷え性による血管拡大・収縮を抑え、
血流がよくなる食べ物・飲み物がよいです。

コーヒー
コーヒーのカフェインが血管拡張作用を促します

水を飲む
定期的に水分を取ることで、ドロドロ血がサラサラに改善されます。
喉が沸く前に水をのむようにして、水分不足にならないようにします。

コーヒー、お茶などは、利尿作用があるので、
水をシッカリ飲むようにしてください。

サプリメント:ビタミンB6,ビタミンB12、コエンザイムQ10

古来から偏頭痛の鎮静効果があるマグネシウム・フィバーフュー(ナツシロギク)などのハーブは偏頭痛に効果があります。

偏頭痛に効くハーブが取れるサプリは、頭痛薬(鎮静剤)とは違い、頭痛薬の耐性がなくなる(効果がなくなる)ことや常習性があまりないです。

バファリン・ロキソニンなどの頭痛薬の鎮静成分は、胃に負担をかけます。また「無水カフェイン」は、カフェインから水分を取ったもので、妊婦さん・妊活中の女性にはあまり向かないです。

頭痛薬には副作用もあるため、偏頭痛サプリで抑えるのもいいですね。

またビタミンB郡は、偏頭痛を抑える効果があるので食事で不足する栄養素は、サプリメントで取るのもオススメです。

スマホ、テレビの画面の明るさを暗くする
画面から遠ざかるようにする。
特に、スマホをしていると首が下を向き、肩の血行が悪く、
姿勢が悪くなるため、スマホのやり過ぎは注意です。

・サングラスをして、余計に光を取り入れないようにする

まとめ

  • 危険な頭痛と偏頭痛を区別する
  • 偏頭痛は血管が拡張することで三叉神経を刺激して痛くなる
  • 偏頭痛の対処には、冷え症・血流改善をすることが有効

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ