2015年の皆既月食!時間・イベント・場所は?月が赤い理由
2015年4月4日(土)に皆既月食が見られます。
昨年の2014年も月食・スーパームーンといった
月にまつわる天体現象が見られました。
2015年は、皆既月食になる時間は、約13分で
短めですが、土曜日とあって、イベントなどで盛り上がるかもしれません。
ちょうどお花見もありますので、
みなさんで、皆既月食を楽しんでみてはいかがでしょうか?
目次
2015年皆既月食が見られる時間と方角、場所は?
*上記はアストロアーツ様の動画を引用させて頂いております。
2015年の皆既月食が見られるのは、日本全国で見られます。
東京ですと時間帯は、次の通りです。
4月4日(金)@東京、東~南東の方角
- 部分食のはじめ:19時15分
- 皆既月食はじめ:20時54分
- 皆既月食の最大:21時00分
- 皆既月食終わり:21時06分
- 部分食の終わり:22時45分
夜桜を見ながら、21時前後に皆既月食が
見られるので、なかなかいい時間帯ですね。
お花見をしていると、時間を忘れそうなので、
気をつけてくださいね^^
他の地域の皆既月食についても、ほぼ同じ時間帯で、
札幌、大阪、東京、福岡でも東~南東方向で見られます。
*情報につきましては、国立天文台のHPを参考にさせて頂きました。
月食は肉眼で見れる?
月食は、肉眼でもしっかり見ることが出来ます。
月の皆既月食は13分間あるので、落ち着いて、
じっくり見ることができます。
双眼鏡などを使ってみると、月のクレーターや色の変化が
よく見ることができます。
満月になった時は、クレーターが太陽光が正面から当たるため、
三日月のときのようなキレイなクレーターは見られないです。
スマホカメラで写真を取るときの設定・注意点は?
スマホのカメラや、コンパクトカメラで月食の様子は
写真に取ることができます。
夜は光量が少ないため、周りは暗いところがよく、
三脚などで固定して撮影しないとブレてしまいます。
細かいカメラの設定をしたいときは、シャッタースピードは1/4以上、
ISO感度を高くし、f値を明るめに設定します。
焦点距離は600mm以上のものだと、月が迫力あるように取れます。
事前に、月食が起きる前の月を練習で撮っておき、
カメラの調整(夜景モードなど)しておくとよいです。
2015年皆既月食のイベントは?
2015年4月4日は土曜日とあって、各地の天文観測所や
科学館、天文台でイベントがあります。
自宅で参加できるイベントでは、ネット上で行われる
国立天文台の皆既月食イベントが人気です。
国立天文台のホームページでは「皆既月食を観察しよう2015」
を実施して、Youtubeライブ、ニコニコ動画のライブなども予定されています。
皆既月食の色がどのように変化するのか、よく観察してみると面白いと思います。
皆既月食の色が赤色になるのを見逃すな!
皆既月食になる時は、毎回月の色が変わります。
条件により、黒色~赤色~オレンジに変化します。
本来は、地球が太陽光をすべて隠してしまうため、
月には太陽光が当たらないはずです。
でも皆既月食中の月が真っ黒にならないのはなぜでしょうか。
これは、太陽光が地球表面の大気を通るときに、内側に屈折して、
月に赤い波長の光のみが、当たるため、月が赤っぽく見えるのです。
皆既月食の月の色は、大気中にあるチリの量などにより変化します。
2015年の月食の色は、どのような色になるでしょうか?
次回の月食はいつ?
次回の月食は、2018年1月31日
しばらく、見納めになるので、2015年の皆既月食を是非見ておきましょう^^
2014年の月食はいつだった?
2014年10月8日 19時24分~20時24分:1時間の長い皆既月食でした
月食とは?どうやって起きるの?
月食は、太陽と地球と月の位置関係で起きる現象です。
月は、太陽の明かりが反射して、明るく見ています。
月が明るく見えている部分は、太陽の光があたっている部分で、
影になっている(欠けている)部分は、太陽からの光が
地球に当たり、影になっているのです。
三日月の影になっている円形の形は、地球の影なんですね。
また、月の半面が、太陽光に当たり、影になって月が欠けて見えることもあります。
それで、月食は、太陽→地球→月と並んでいる時に、
太陽の光が、地球の影にすっぽりと入った時に起きる現象です。
太陽の光が月に届かなくなるので、月が真っ黒になるのです。
月は地球のまわりを回っていますので、しばらくすると、元に戻っていきます。
↓詳しくは国立天文台の動画がわかりやすいです。
*国立天文台の月食とは(ショートバージョン)動画を引用させて頂きました。
まとめ
- 2015年皆既月食は、4月4日(土)20時54分~21時6分まで
- 方角は東~南東で、日本全国で見ることができます
- 肉眼でも見れるので、お花見などイベントに参加して皆既月食を楽しみましょう