目の疲れで視力低下の原因はドライアイ?目薬で視力回復しよう
パソコンやスマホで目を使うことが多くなり、
疲れ目になっている方が世代を問わず、増えています。
朝から晩までディスプレイを見ていることも多いのではないでしょうか?
でも、疲れ目を感じながら、眼の乾きや、視力低下などを感じていませんか。
実は、目の疲れ・視力低下にドライアイが関係していることが多いいわれています。
ドライアイを治すことで、疲れ目が治り、視力回復することができるのです。
知らない間にドライアイになっているのでしたら、
将来のためにも、ドライアイを直して、疲れ目・視力回復をしましょう。
目の疲れで視力低下する原因・・・それはドライアイ?
目の疲れは、パソコン・スマホの見過ぎるため・・と思って、
そのまま放置していませんか。
現在日本では、推定2200万人の方がドライアイになっていると言われています。
というのも、ドライアイは、自覚症状がないこともあるので、気づきにくいのです。
視力低下も、視力検査時に目に集中をするので、その時だけは良い視力になります。
視力は、集中などすることで、一定時間だけ視力を良くすることができます。
ですが、集中がない、普段の生活で見えている視力は、それよりは低下します。
目が疲れてくる夕方になると、目のかすみ・ぼやけてみえることがあるのもそのためです。
一見、視力は良くても、実は、ドライアイになっていることがあるんですね。
ドライアイは、目の表面にある涙の水分がなくなることです。
ですが、単純に涙の水分が全てなくなるのではなく、涙の水分が目の表面にムラになるのです
目に涙がムラになって存在すると、水分のある場所とない場所で、光が目に入ってくるところで、光の屈折が起こります。
涙がある所は光はまっすぐ入ってきても、涙のない部分に光が入ると、光の行き先が少し方向が変わり、乱反射してしまうのです。
そのため、ドライアイになった方の目では、涙がムラになると、視力が低下して見えづらくなるのです。
ドライアイによい目薬は?
ドライアイによい目薬は、ドラッグストアにも売っていますが、
今一度、成分をシッカリ見て頂きたいです。
目薬には、疲れ目用など用途にって、成分が違うので、ドライアイ用の目薬を選ぶのが大切です。
目の表面には、涙だけでなく、目の表面をしっかり涙で覆うための成分が存在しています。
そのため、ドライアイ用目薬では、涙の成分だけでなく、他の成分も補うことでドライアイ改善をします。
ドライアイで不足している目の必要な成分は、次の3つです。
- 涙
涙は、目の涙腺から出てきて、眼の角膜などを潤す働きがあります。
約10%ほどは蒸発して、約90%が目の表面に流れてきます。
ですが、加齢や、エアコンなどの乾燥している場所にいると、
涙が蒸発して、眼が乾きやすくなります。また、パソコン・スマホで凝視する娘で、
まばたきをあまりしないと、涙腺から涙が出てきづらくなります。 - 脂
涙を乾かさないように、目の表面に脂もでています。
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まぶたの縁にある、マイボーム腺から脂が出てきます。
脂が涙を蒸発することを防ぐ働きをしています。
ドライアイの方は、マイボーム腺からの脂不足が原因にっている方も多いと言われています。
- ムチン
ムチンは、目の白目の部分から分泌され、脂と一緒に、涙の乾燥を防ぎます。
ムチンは、唾液にもあり、納豆・オクラなどに入っているネバネバ成分です。
眼の中にネバネバ成分が入っているとはびっくりですね^^
ムチンは、涙成分に粘りを持たせて、目の表面全体に涙が行き渡るようにする働きがあります。
ムチンが不足すると、涙の水分が蒸発して、ドライアイになりやすくなります。
上記の3つの成分を補う目薬を使うことで、ドライアイを防ぐことができます。
目薬では、眼から分泌する成分をそのまま同じものを作れないため、
人工的に、涙・脂・ムチンと類似したものを作って、涙の代わりにします。
・人工涙液
涙と同じ成分で作られた目薬です。塩分濃度などが調整されて、涙の代わりになります。
・ジクアホソル(医師の処方が必要)
1日6回点眼する、ムチンの働きを備えた成分を入れた目薬です。
・レバミピド(医師の処方が必要)
ジクアホソルと同様ですが、傷ついた角膜などの修復成分を含みます。
・ヒアルロン酸ナトリウム入りの目薬
ヒアルロン酸ナトリウムは、保湿力があり、涙の蒸発を防ぎます。
ドライアイを根本改善するには?
ドライアイは、ひどい場合は、手術で改善することもできます。
目の排出口に、点眼プラグという機器を付けます。
0.6ミリほどの小さい機器で、5分ほどで取り付けられ、後から取り外すこともできます。
保険適用で、1箇所3000円程度で取り付けられます。
点眼プラグを付けると、涙が余分に出て行かないので、眼の乾燥が防げます。
ドライアイがヒドイ方は眼科で相談してみて頂きたいです。
まとめ
- 目の疲れ・視力低下は、実はドライアイが原因で、視力回復することも出来る
- ドライアイは、ドライアイ用の目薬を使うこと
- ドライアイは、手術で、点眼プラグを付けて改善することもできる