熱中症 屋内・室内でなりやすい場所とは?家の中での脱水症に注意

熱中症 室内 屋内

熱中症の約30%は屋内・部屋の中で起きており、家の中で脱水になる方が増加しています。

特に熱中症になる高齢者の割合は、約40%もあり、重症化するケースも多いです。

家の中なら太陽が当たらないので脱水・熱中症にはならないと思っている方は危険です。

家の中でも高温で湿度が高いと脱水症状が知らない間に進んで自覚症状がないまま熱中症になる方もいます。

特に、高齢者や子供・乳児などは、体内から水分が排出されやすく、脱水の自覚症状があまり出ないので気を付けたいです。

家の中の部屋でクーラーをしていても、お風呂・台所・トイレなどは外と同じような環境になりやすいです。家の中でも、脱水になりやすい場所は、意外と沢山あります。

マンションなどでも気密性が高い場所では、リビングなどでは高温多湿になりやすいので、知らずに脱水になっていることもあるので注意したいです。

屋内・部屋の中で昼寝するとき、お風呂に入るときなども、知らない間に脱水症状になり熱中症になっていることもあります。

ここでは、家の中の屋内・室内の熱中症になりやすい場所、熱中症を予防するポイントなどについてご紹介します。

スポンサードリンク

熱中症 屋内・室内でなりやすい場所とは?

室内・室内の熱中症は、部屋の中の温度が30度以上・湿度が60%以上になると起きやすい環境になります。

そのため、室内でもリビングはクーラーを入れていても、風呂場・台所・トイレは熱中症が起きやすい環境になっていることがあるので注意したいです。

家の中で熱中症になりやすい場所は、脱水しないよう注意して下さい。

<屋内・部屋で熱中症になりやすい場所>

  • 風呂場

    風呂場は、部屋の温度が高く、湿度も高い場所で熱中症になりやすい場所です。

    風呂場は熱中症になりやすい場所だけでなく、お風呂に入ると汗が出て脱水するため熱中症にかかりやすいです。

    40度のお風呂に10分つかると、約500mlの水が汗などで出ると言われています。

    そのためお風呂の入る前と後に、常温のコップ一杯の水(約200mlくらい)を飲むようにしてください。

    またお風呂は、温度は低めにしてあまり長くつからないようにします。

    子供や高齢者の場合は、脱水症状を起こしやすいので、お風呂に入るときは気をつけて頂きたいです。

  • リビングの室温は28度以下・湿度60%以下が目安

    高齢者や子供がいる部屋では、室温と湿度の調整が大事です。

    通常、汗をかいて皮膚から汗が蒸発することで体温が下がりますが、湿度が高いと汗が蒸発しなくなり脱水症状になりやすくなります。

    特に高齢者や子供は、脱水症状になっても体の変化を感じ取るのに時間がかかることが多いので、気づいた時は熱中症になっていることもあるので注意したいです。

    喉が乾いたら水をのむのではなく、時間を区切って定期的に水を飲むようにするとよいです。

    大量に水を飲む必要はなく、こまめに少量の水(コップ一杯程度)を飲むようにすれば熱中症にもなりづらいです。

  • 台所

    火を使う台所は、気温・湿度とも上がりやすい熱中症になりやすい場所です。

    長時間、蒸したり煮たりすると台所の室温はかなり上がりやすく注意が必要です。台所は朝食を作るなど使われることで、朝から温度が上がりやすく、部屋の中でも室温・湿度とも高くなりやすいです。

    台所の熱中症対策は、換気扇を回しながら、空気の流れを作り高温・高湿度にならないようにすることが大事です。

    午前中の外の気温が低いと思う時間帯でも、台所の室温は上がりやすいため、熱中症にならないよう水分補給もしてください。

    またずっと台所にいないで、別の部屋に行って涼んだり、台所の室温に温度計・湿度計を置くと熱中症の予防になります。

  • トイレ

    トイレは室温・湿度が高くなりやすい熱中症になりやすい場所です。

    トイレは部屋が小さく熱がこもりやすい構造になっていることが多く、水を使うため湿度が高くなりやすいです。また、トイレに長時間いる方は、脱水にならないように気を付けたいです。

    個室のため、脱水で気分が悪くなってもすぐに助けを呼べなかったり、カギをかけると外から開けられなくなるので注意が必要です。

    トイレの熱中症対策は、窓を開けたり、換気扇を付けて定期的に熱を出して上げるようにします。

    換気をしっかりしないとトイレは室温30度・湿度が60%程度の熱中症になりやすい条件になりやすいので、高齢者がトイレに行く際は注意して頂きたいです。

  • 昼寝・夜寝る時は水分補給を

    人間は寝ている間も汗をかいて一晩で、約180ml~320ml程度の水分を排出すると言われています。

    そのため、よる寝る前には、コップ一杯の水を飲むようにします。寝ている間は、血圧が低下し、血液がドロドロになりやすいです。

    夜中にトイレに行った時は水分を排出してしまうため、枕元に常温の水を用意しておいて、いつでも少し水を飲むようにすると脱水が起こりづらいです。夜は熱帯夜で部屋の中が蒸すことが多いときは、こまめな水分補給が大事です。

    また、朝起きた時にもコップ一杯の水を飲むとよいです。

    高血圧・高脂血症などで動脈硬化が進んでいる方は、朝方に血栓ができることがあり、脳梗塞・心筋梗塞を起こすリスクが高まりますので水分補給を行うとよいです。

    昼寝するときも、出来る限り水分補給を心がけるようにしたいです。昼寝は、ウトウトとつい寝てしまうことがありますが、暑い部屋の中での昼寝は熱中症になるので注意が必要です。

    昼寝しようなところには、手元にいつでも水が飲めるよう水差しなどを置いておくと便利です。

  • 高層マンションの高い部屋

    高層マンションの高いところにある部屋も熱中症の危険性があるので注意したいです。

    高層マンションの高層階は窓が開けられなく換気が悪くなると、高温・多湿の状態の熱中症になる条件になりやすいです。

    高層階では太陽がいつ部屋に入ってくるかがポイントです。夏場は、東向きは朝から気温が上がります。西向きは強い西日が入って気温が上昇します。

    夏の暑い時期は、午前中9時~10時くらいには気温も上がりますので気を付けたいです。西日は午後から夕方にかけて温度が急上昇していきますので注意です。

    クーラーなどの空調を上手く使って、温度・湿度が上がり過ぎないようにして頂きたいです。

家の中は、意外と熱中症になりやすい場所がたくさんあります。室内で熱中症にならないという思い込みを持たずに、特に湿度が高い所に長時間いたり、眠るときは、部屋の熱中症対策を実施して頂きたいです。

スポンサードリンク

家の中での熱中症で注意するには?

家の中で熱中症になる基準としては、室温28度以上・湿度80%以上です。

人の皮膚は30度以上、脳の温度が37度以上になると、汗が出てきます。汗は皮膚にある汗腺(かんせん)から皮膚の上に出てきて、蒸発して熱を奪って体温を下げます。

皮膚の下にある毛細血管も拡張して血流が多くなり、皮膚に熱を集めて放熱するようになります。

ですが、体内にある水分が不足すると汗のもとになる水分がなくなり、汗がでなくなります。すると、汗を出そうとしても出せなくなり、体内に熱がこもってきます。すると体内の熱を放出できなくなり、発熱するようになります。

これが、熱中症の初期症状で発熱が進むと、吐き気・めまい・けいれんなどの症状が出て、意識を失い失神することもあります。

熱中症の初期症状である発熱・めまいなどの症状に出来るだけ気づいて水分補給をして頂きたいです。

<室内の熱中症対策>

  • 日当たりの良い部屋→熱がこもらないようにする

    日当たりの良い部屋は、日光が入ってきてかなり暑くなります。真夏はクーラーだけでは室温が下がらないことも多いです。

    日光は遮光カーテンをしたり、ガラスに遮光フィルムを張ることで温度の上昇を下げられます。

    風通しが悪いと部屋の空気がこもって室温が急上昇しますので気を付けたいです。

    クーラーや扇風機、サーキュレーターなどを利用して、部屋の空気がこもらないようにして室温だけでなく、湿度も下げる工夫をすることが大事です。

  • 家具の配置を見直す

    家具が空気の流れを止めていたり、ガラス製などの家具があると室温が下がりづらいです。

    夏場で部屋の暑さを感じるときは、部屋の温度を上げている家具の配置などを見直すと、部屋の温度が下がることがあります。

    夕方から夜にかけて温度が上がっている家具があれば、場所を変更したり、向きを変えるなどしてみて頂きたいです。

  • 寝室でグッスリ眠れるようにする

    質の良い睡眠が取れないと、熱中症になりやすいです。熱中症だけでなく夏バテなどの体調不良になりやすいです。

    寝室でグッスリ眠れる環境を作り、しっかり眠ることが熱中症になりづらい体になります。

    日中の疲れた体を休めて体力を回復させるのは睡眠しかないので、夏場は睡眠の質が高くなるようにすることが大事です。

    出来るだけ吸水性の良いパジャマ・布団で寝ると快適です。室温は28度前後になるようにクーラーを調整し、タイマーで停止するようにしておくようにします。

    最近の夏の夜は、熱帯夜になることが多く、深夜になっても暑い状態になることが多いです。出来るだけ快適な睡眠が出来るよう寝室づくりをするようにして頂きたいです。

  • 頻尿・下痢でも水分補給を心がける

    夜にトイレに起きたり、頻尿を嫌ったり、お腹の調子が悪く下痢気味で、水分を控えると熱中症のリスクが高まるので注意が必要です。

    トイレが近かったり、下痢になると水分を取るのが嫌になるのも分かりますが、熱中症になるとさらにヒドくなるので水分補給を心がけたいです。飲む水は、少量でもいいので、常温か少し温めた水を飲むようにして水分補給とお腹の調子のバランスを取るようにしたいですね。

    喉が乾いている状態は水分が不足していることを体が教えてくれていることなので、喉の渇きを感じたら水分を取るようにして頂きたいです。

家の中で熱中症になりやすい場所は、あらかじめ風通しを良くしたりすることで、熱中症のリスクを減らすことが出来ます。

高齢者や子供がいる家庭では、出来るだけ熱中症になる空間・部屋をなくすことが大切です。

熱中症は「暑さ指数」(WBGT)に注意しよう

熱中症になりやすさは、天気予報や環境省が発表する「暑さ指数」(WBGT:湿球黒球温度 Wet Bulb Globe Temperature)を確認するとよいです。

暑さ指数は、気温・湿度・日射/輻射熱(ふくしゃねつ)を考慮に入れた熱中症になりやすさの指数です。

日常で使われる暑さ指数(WBGT)は、4段階あります。

暑さ指数(WBGT) 説明
危険(31度以上) 高齢者は安静でも熱中症のリスクあり、外出は避ける
厳重警戒(28~31度) 高齢者は安静でも熱中症のリスクあり、外出は避ける
警戒(25~28度) 激しい運動・作業をする時は休憩を入れる。
注意(25度未満) 一般に危険性はない。激しい運動時は注意。

暑さ指数が、危険・厳重警戒になったら、室内でも注意が必要です。また、警戒レベルでも重労働の家事などをする際は気をつけていただきたいです。

まとめ

  • 熱中症は室内でも約30%発生しているので、暑い日は室内にいる時も注意する
  • 家の中でも風呂場・トイレ・台所などは熱がこもりやすいため、室温30度以上・湿度80%以上にならないようにする
  • 環境省が発表する「暑さ指数」(WBGT)を確認して、危険な日は熱中症にならないよう対策をして生活する
スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ