子供の鼻づまり 睡眠時のいびき・息が止まる原因と対策とは?

子供 鼻づまり

子供が鼻づまりで、睡眠時にいびきや無呼吸状態になるケースが増えています。

花粉症など季節になる鼻づまりだけでなく通年を通して鼻がつまる慢性鼻炎になる方が世界的にも増えています。

中でも鼻づまりで耳鼻科を受診する子供は全体の40%にもなっています。

子供が慢性的な鼻づまりになると、成長に大きい影響をあたえると言われています。

鼻づまりは酸素をしっかり取ることが難しくなるため、集中力の欠如・体の発育・脳の成長・キレやすい性格になりやすいとも言われています。

子供の鼻づまりは、子ども自身も不調を感じるため、ストレスになります。

特に注意したいのは、睡眠時の鼻づまりで、大きないびきをかき、呼吸が止まる無呼吸症候群です。

寝ている間の無呼吸状態は、脳に酸素が送られなくなります。そのため脳の発達が遅れたり、成長ホルモンなどの分泌ができず体への成長の影響も指摘されています。

ここでは、睡眠時の子供の鼻づまりについて症状や対策についてご紹介します。

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子供の鼻づまり 睡眠時のいびき・息が止まる原因とは?

子供の場合が、睡眠時に呼吸が止まる無呼吸状態になる原因は、喉が狭くなっているケースと鼻づまりによるケースがあります。

喉が狭くなっているケースは、大人では肥満状態、子供は扁桃腺(アデノイド)の肥大が主な原因です。

子供がアデノイド肥大でない場合に、睡眠時に大きないびきをかく・息が止まるといったケースは、鼻づまりが原因のことが多いです。

子供によっては、普段は鼻づまりは気にならなくても、寝ている時だけ鼻づまりによる無呼吸症状になる「隠れ鼻づまり」もあるので注意が必要です。

<子供の鼻づまり・睡眠時の無呼吸をチェックする方法>

  • 大きな音のいびき

    子供のいびきは、睡眠時に無呼吸障害を起こす1つのサインです。

    必ずしも「いびき=無呼吸」と言えませんが、いびきを年中かく、大きな音のいびきをするときは、注意が必要です。

    いびきをかくのは、喉の部分が狭くなっているケースと鼻づまりによる口呼吸でいびきをかくケースがあります。

    喉が狭くなっているときは、扁桃腺(アデノイド)が肥大していないか検査が必要です。

    鼻づまりが原因になっているときは、鼻で息ができないため口呼吸になり同じく喉が狭くなるためいびき・無呼吸が起きる可能性があります。

    ここで大事なのは「いびきをかいている本当の原因は何か?」ということに注意が必要です。

    鼻づまりの原因からいびきをかいているのか、扁桃腺の肥大が原因でいびきをかいているのか?をチェックして、本当の原因から治療・改善していくのが大切です。

  • 鼻炎がひどい

    鼻炎がひどいと鼻から息ができないため、口呼吸になります。

    子供は花粉症だけでなくハウスダストなどのホコリなどにもアレルギーを持つことが多いです。

    鼻炎で口呼吸をしている場合は、子供が寝ている時に息が止まったり、いびきをかかないかチェックしていただきたいです。

  • 口呼吸をしている

    睡眠中に口呼吸をしていると、朝起きた時に喉がカラカラに乾くので、子供が朝起きたら喉の状態を確認してみてください。

    また子供の口呼吸は、健康・発育によくありません。

    口呼吸は、細菌・ウイルスなどを吸ってしまったり、呼吸が浅くなり酸素が体に十分行き渡りにくいです。

    口呼吸をしている原因が、クセなのか、鼻づまりなのか、歯のかみ合わせが悪い(不正咬合)によるものか、チェックしてみます。

    口呼吸をしないように何度言っても治らない時は、鼻づまりや歯の不正咬合などによる影響も考えられます。

    歯科医院や耳鼻科での診察をおすすめします。

子供の鼻づまりの対策は?

子供の鼻づまりの対策は、慢性的になる場合、完治が難しいです。
そのため、慢性的鼻炎の治療は、まずは炎症を軽くするような対処がいいです。

鼻炎がひどくなり生活が難しくなってくるようであれば、手術などで改善が見込めます。
ですが、現状の最新技術でも手術でも完全に治る保証がない状態です。(一時的には良くなる)

<子供の鼻づまりの対策>

  • 薬での治療

    花粉症などアレルギー源が分かっている場合は、抗アレルギー剤よりステロイド点鼻薬による治療が有効です。
    ステロイド点鼻薬は10日間くらい効果が出るまで、くしゃみ・鼻水が止まらなくなるので注意が必要です。

    通年を通した鼻炎の場合は、症状が出てきたらステロイド点鼻薬を使うことで鼻呼吸ができるようになります。

  • 鼻うがい

    アレルギー性の鼻炎は、花粉・ハウスダストといった粒子は鼻腔の前の方で捉えられアレルギー反応がおきます。
    そのため、鼻腔の前だけを鼻うがいで洗浄するのがよいです。

    鼻うがいで鼻から喉まですべてやると子供が違和感を感じて嫌がることがあります。部分的な洗浄でも効果が見込めます。

    生理食塩水を作り、片方の鼻の穴からもう片方の鼻の穴を通すだけでよいです。

    生理食塩水は、37-38度のお湯200mlに、塩を小さじ1/2入れます。右の鼻を洗うときは、下を向いて左側に顔傾けます。

    生理食塩水が出て行く鼻の穴を舌側にすることで、子供でもツーンとした不快感なく鼻うがいができます。

  • 下鼻甲介粘膜凝固術(かびこうかい・ねんまく・ぎょうこ・じゅつ)

    下鼻甲介粘膜(かびこうかい・ねんまく)という口の中の上あごのちょうど真上にある鼻腔(びくう・鼻の穴の空間)の粘膜を固めて炎症を小さくする手術です。

    1回につき数ヶ月しか効果が持続しませんが、花粉症などを防ぐにはある程度効果があります。
    ただし、鼻腔内の炎症の一部しかカバーしないため、大きい効果は見込めないこともあります。

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  • その他の手術

    最新の鼻炎対策の手術では、子供・幼児でも受けられる高度に進化しています。

    鼻炎手術というと怖いイメージがありますが、最新の治療では鼻の問題がある部分のみを治療することができ、患者さんに負担が少なくなっています。

    高度な技術をもつ耳鼻科医院にて相談してみることをおすすめします。

隠れ鼻づまりとは?睡眠時無呼吸に注意

「隠れ鼻づまり」とは、日中は鼻の通りはいいのですが、夜になり寝ていると鼻がつまることです。

睡眠中に鼻づまりになると、鼻呼吸ができなくなるので、気づかないうちに口呼吸になってしまうのです。口呼吸は、睡眠時無呼吸のリスクを高めるので危険なのです。

なぜ、隠れ鼻づまりになるかというと、自律神経が関係しています。
昼間は交感神経が優位になっていますが、夜・寝ていると副交感神経が優位になっていきます。

副交感神経が優位になると、血管の収縮が緩和されてくるため粘膜が腫れてくるからです。
また、寝ていると呼吸量も減ってきて、鼻の通りが少し悪いと口呼吸になってしまうこともあるのです。

隠れ鼻づまりは、普通の日常では気づかないので、夜のいびき・起きた時に喉がカラカラするか?をチェックして口呼吸になっていないか気をつけて頂きたいです。

まとめ

  • 子供が鼻づまりが原因で、知らない間に睡眠時無呼吸症候群になっていることがある
  • 子供の睡眠時無呼吸症候群は、体・脳の成長や性格などに影響をあたえるので注意したい
  • 夜だけ鼻づまりが起きる「隠れ鼻づまり」がないか、いびき・息が止まる・起きた時の喉の状態を確認する
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