金属アレルギーのチェック方法 分かりづらい症状と検査方法

金属アレルギー チェック

金属アレルギーになる方が最近増えてきています。

特に女性が多く、40代以降の女性で金属アレルギーを発症する方が多いです。

金属アレルギーは、原因が最初は分かりづらいこともあり、
皮膚科をたらい回しにされて、なかなか治療・改善するのに時間がかかることが多いです。

ピアスや時計、ネックレスなどを付けた部分がかぶれるなどの症状がでれば、わかりやすいです。

しかし、歯の治療で使われた金属が溶けて全身に徐々に回ってきて、金属アレルギーを発症するケースなどは、ずっと原因がわからず、重症化する方もいます。

金属アレルギーは、突然起こることが多く、かゆみが長時間つづくものは、まずは金属アレルギーを疑ってみてもよいかもしれません。

金属アレルギーのかぶれは最初は問題ありませんが、ひどくなってくると、皮膚の状態が悪くなるだけでなく、つらい痛みなどが伴うこともあり注意が必要です。

そこで、金属アレルギーになりやすい方がどのような体質なのか、チェックして、早めに対策をしていただきたいです。

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自分でする金属アレルギーのチェック方法

金属アレルギーは、自覚症状があるのに、
原因が分からないことが多いです。

そこで、次の項目に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • ピアス、時計、ネックレスを付けると皮膚が被れる
  • 1ヶ月以上原因が分からないかゆみが続く
  • 風呂や布団に入ったら蕁麻疹が出てくる
  • 手のひらに水疱のようなものができる
  • 舌にまだらな模様ができ、金属のような味がすることがある
  • 歯の治療で金属の歯を入れている

上記の項目に2つ以上当てはまるなら、金属アレルギーの可能性が高いです。

金属アレルギーがおきるパターンとしては2つのタイプがあります。

  • 部分的におきる金属アレルギー
    部分的に起きる金属アレルギーは、ピアス、ネックレス、
    時計などが直接皮膚に接触することによって
    発生する「かぶれ」などの症状です。

    金属は汗などの水分とつくと、一部が溶け出し、皮膚に入っていきます。

    金属アレルギーの方の肌は、人間の体に害がある物質は
    異質な物質とみなし、排除する動きをします。

    それが、かぶれの症状です。

    金属アレルギーは、異質な物質への過剰な反応をする
    症状なんですね。その点は、花粉症などと同じで、
    異常に反応してしまう人間のアレルギー反応の1つなんですね。

    通常は、ピアスやネックレスを外して数日様子をみれば
    かぶれは治っていきます。

    <わかりにくい金属アレルギー>

    ピアス、ネックレスなど皮膚に直接ふれた金属アレルギーは、
    わかりやすいですが、皮膚に直接ふれないで、
    金属アレルギーになる場合もあります。

    ・ベルトのバックル、金属製ボタンによるかぶれ
    ・化粧道具のビューラー、ピンセットなどによるかぶれ
    ・美容師さんの「はさみ」による手のかぶれ

    もし、手などのかぶれが長く続くようなら、
    毎日のように使っている金属製品との関係を
    調べてみるとよいです。

    日常に使っている金属との接触を意識してみると、
    原因不明だったかゆみ・かぶれの本当の原因が
    分かることがあります。

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  • 全身性の金属アレルギー

    全身性の金属アレルギーは、一見金属を使っていないと
    思っていたら、体にある銀歯から、全身に金属が回ってしまい、アレルギーになるものです。

    特に、歯の治療で、銀歯をツメたり、ブリッジを入れたりしている方は、注意してください。

    歯に金属を入れても、すぐに発症することなく、
    数ヶ月たってから、かゆみ、かぶれなどが
    発症することもあります。

    原因不明のかゆみ、蕁麻疹、かぶれは、全身性の
    金属アレルギーも疑っても良いと思います。

    洗剤などのかぶれは、使っている利き手などの
    発症するのに対し、金属アレルギーは、
    利き手などに関係なく、発症します。

    そのため、洗剤で手が荒れた症状とは区別するように
    してください。

    <全身性の金属アレルギーの症状>

    ・手のひら、足の裏に慢性的にできる発疹

    手のかぶれや、水虫と勘違いされがちです。
    手のかぶれは、利き手だけ起きているか、洗剤などの
    手あれになる原因をなくしてみて、どうなるか調べてみます。

    また水虫は、実際に水虫菌がいるかをチェックしてみます。
    水虫菌がいないのに、水虫の薬を使うと悪化しますので
    注意してください。

    ・腰回りや、肩の周辺などにできる大きな発疹

    腰回り、肩の周辺に直径5cmほどもある大きな発疹が
    できることがあります。

    この発疹は、なかなか治りづらく、消えたと思ったら、
    別の場所にできたりします。

    アトピー性皮膚炎、乾燥肌と勘違いしやすいので、
    長引くようなら、金属アレルギーを疑ってみていただきたいです。

    ・慢性蕁麻疹

    夜に寝るとき、風呂に入った時などに毎回起きる蕁麻疹で
    病院に行くと、治っていたりするやっかない蕁麻疹も
    金属アレルギーの可能性もあります。

    蕁麻疹は、ストレス性のものなど、原因が様々なので、
    一概にはいえませんが、あまり直らないようなら、
    金属アレルギーを疑って検査をしてみると良いかと思います。

金属アレルギーの検査方法は?

金属アレルギーを検査するには、血液検査を
皮膚科で行うのが一般的にです。

ですが、血液検査だけでは、一概に金属アレルギーか
どうかをチェックすることが出来ないので、
誤診がない要注意が必要です。

血液検査では、IgE(免疫グロブリンE)という血液の
物質を調べます。

IgEは、アレルギー関連抗体タンパクといって、
アレルギーに体が抵抗した時にできるタンパク質です。

花粉症、アトピー性皮膚炎などの方は、IgEが高くなる
傾向があります。

ですが、金属アレルギーの場合は、必ずしも高くなるとは
限りません。

金属アレルギーの場合、免疫システムが異常になっていることも
あり、IgEが低いケースも少なくありません。

そこで、さらに次の検査をすることをおすすめします。

・パッチテスト

化粧品でもおなじみのパッチテストですが、
金属アレルギーでもパッチテストがあります。

金属の場合は、10種類以上の金属を溶かした溶液を
背中に貼り、48時間後、1週間後の状態をみます。

反応した金属の部分の皮膚に反応がでていたら、
その金属のアレルギーになっている可能性が高いということです。

少し面倒な試験ですが、金属アレルギーが
疑われる方は、必ずやっていただきたいテストです。

・リンパ球幼若化試験

血液の中から、リンパ球を取り出し、試験管の中で、
アレルギー反応をみる検査です。

保険がきかないので1万円程度かかる試験のため、
まずはパッチテストから始めることをおすすめします。

まとめ

  • 金属アレルギーは40代女性を中心に増えている
  • 金属アレルギーの症状は、部分的・全身的の2つに分類される
  • 金属アレルギーの検査は、IgEだけでなく、パッチテストをする
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