血圧の上と下で重要なのはどちら?差がない・大きいと危険?

血圧 上 下

血圧は上と下でどちらが重要か、年齢を重ねると気になってきませんか?

血圧は「血管内圧力」の略で、その名の通り、血管の中からかかる圧力のことです。

血管は、血液に含まれる酸素などの栄養を体中に届けて、回収して戻ってくる通路で、血管だけでも体重の1/13(体重60kgなら7.8kg)もあります。心臓から出た血液が体中を巡って戻ってくるまでは約1分間ですが、体中の血管をつなげると10万キロメートル(地球2周半)とも言わわれている巨大な体の組織とも言えます。

1回の心臓の拍動で大量の血液を体中に流すのですから、かなりの力(圧力)が必要なんですね。今心臓が動いて血液が体中に巡っているのが不思議なくらいです。。

上の血圧は、心臓が血液を出した時にかかる最も強い圧力値で、下の血圧は、心臓が血液を流した後にかかる最も低い圧力値です。一般的に、年齢とともに、上・下の血圧は上がる傾向にあり、血管が老化していくのです。

そのため年齢とともに、血管が老化して高血圧・動脈硬化(血管が固くなる)が進みやすくなります。

高血圧になると、血管にかかる圧力が、高いと血管や心臓に負担がかかります。すると血管が脳で破れると脳出血、血管が膨れ上がると動脈瘤(コブ)のようになり危険な状態になります。

ただ、年齢とともに高血圧と付き合っていかないといけないですが、血管で重要なのは、上下の値が高い・低いというだけでなく、血管が丈夫で柔らかいこと、血流の巡りがよいことが最も大事とされます。

そこで、ここでは血圧の上と下の値で重要な点、上下に差が大きいとよいか、差がないとよいかについてご紹介します。

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血圧の上と下で重要なのはどちら?差がない・大きいと危険?

血圧の上と下でどちらが重要かというと「上の血圧」が最も大事です。

上の血圧は、高いと血管に強い力(圧力)がかかります。動脈硬化で血管の壁が弱いと血管が破裂する危険性や、血管が詰まりやすくなっていると血栓(けっせん)が出来て、脳や心臓に詰まることがあります。すると、脳出血、脳梗塞・心筋梗塞などの病気になる可能性が高くなります。

また、高血圧になると、腎臓にある毛細血管に十分な血液が流れづらくなり、最近急増している「慢性腎臓病」になります。慢性腎臓病は、人工透析などが必要になる危険性の高い高血圧の合併症とも言えます。

そこで、血圧の上・下・差をどのようにチェックして健康を維持すべきかご紹介します。

<血圧の上・下・差のどこをチェックすれば良い?>

  1. 上の血圧が高いか
  2. 上下の血圧差が大きいか
  3. 平均血圧が高いか

血圧の上・下の値は、上記の3点を確認して健康を維持すると良いです。

1.上の血圧が高いと危険・注意する

上の血圧は、高いほど血管にかける負担が高く、血管による病気のリスクが高いと言えます。

上の血圧が高いということは、血管に血液を送り出す心臓に負担をかけていることを意味します。高血圧だと、心臓が頑張って血液を送るために、心臓の筋肉が大きくなる心臓肥大や、脳の血管が破けるといった脳卒中のリスクなどの「血管事故」による病気になる可能性が高くなるんですね。

また、血圧は年齢により、自然と血圧は高くなるようになります。

加齢とともに血管が老化して固くなり、血管の通りを悪くします。通り道が狭くなった血管に、血液を同じように体中に届けるには、心臓が頑張って血液を送る必要があるます。高い圧力で血液をムリヤリ通すため、血圧が高くなるのです。


昔は「年齢+90mmHgが基準」と言われていましたが、最近では上の血圧は低くするほど良いと言われてきています。日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインによると、心臓に負担がかからない「至適血圧」は120mmHg、140mmHg以上は高血圧と診断されます。

高血圧と診断されると、至適血圧を目指すよう食事療法・投薬などが指導されます。上の血圧は、高くならないよう食生活などで気をつけるようにして頂きたいです。

2.血圧の上下差が大きくなると危険・注意する

血圧の上と下の差は、健康なら人生を通じて、ほぼ一定と言われています。

20代以降の成人の場合、加齢で高血圧になっても、上下とも同じように血圧が上がるため血圧の上下差は一定なのです。

血圧の上下差はおよそ50程度が、標準的な数値です。

血圧の上下差は、個人差がありますので、50という数値にこだわる必要はなく、上下差に変化がないことが大事です。

ですが、血圧の上と下の差が大きくなってくると、血管が固くなる「動脈硬化」が進んでいることを表しています。40代くらいまでは血圧の上下差は一定のことが多いですが、50-60代になると差が大きくなってくることが多いです。

血管の上下差が大きいようになると、血管にかかる圧力が高くなってきて、血管が固く・狭くなることで、下の血圧が下がってきます。

高血圧なのに、下の血圧が下がってくるのは、動脈硬化のせいですので、上の血圧が下がらなければ喜んではいけないんですね。

3.平均血圧が高くなると危険・注意する

上と下の血圧のバランスを見るために「平均血圧」を使って平均の血圧をチェックします。

平均血圧の計算の方法は「足して2で割る」のではなく、次の計算式で求めます。

平均血圧の計算方法(簡易)
平均血圧=(下の血圧+(上の血圧-下の血圧))÷3

平均血圧の計算は、もっと複雑ですが上記の計算でもおよその値になります。なぜ平均圧力はこのような計算になるかというと、単位が「圧力」だからです。

圧力は天気予報の「気圧」に代表されるように、山のような形をしています。そのため、山の頂上が上の血圧、ふもとが下の血圧になります。ふもとから頂上まで上る中間点=平均を求めるには、単純に2で割ると合わなくなるのです。

平均血圧は、普段の生活で血管にかかっている圧力の平均でもあるので、平均血圧を下げることは良いことです。

ただ「上の血圧が上がって下の血圧が下がる」のは、動脈硬化が進んでいることを示すため注意が必要です。

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血圧の上下差が大きい・高い時の対策は?

血圧の上と下の値については、まずは上の血圧が上がらないようにすることが大事です。

上の血圧を下げるには、食事・軽い運動・睡眠・ストレスを上手くコントロールすることです。

特に、食事は塩分を気をつけるだけでもかなり血圧に影響がでるので、塩分を減らすところから始めて頂きたいです。

高血圧を抑える食生活は、地味ですが、毎日のことなので1年・2年~単位で見ていくと効果が大きいです。

塩分は以外にも食パン、うどん、パスタなど多くの加工食品に入っているので、注意するだけでもかなり変わります。

たかが食事・・と考えずに、食事から変えていくといいですね。

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また、血圧は気にしていると緊張をして、さらに上がりやすくなります。

ですので、高血圧を気にしながらも楽天的になって生活して頂きたいですね。深呼吸・腹式呼吸といったリラックス法を生活に取り入れるのも心身ともによいです。

ただし、毎日の血圧測定・チェックはしてくださいね^^

まとめ

  • 上と下の血圧で重要なのは、上の血圧をまず重要視する
  • 上と下の血圧に差が出てくるようだと、動脈硬化の疑いがある
  • 高血圧・高血圧予備軍ならば、医師の相談の元、高血圧を低下させる食事・軽い運動などを取り入れる

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